RSS

根洞谷から金ヶ丸谷 三日目

    付与されたタグ:
  • 登山

前日は10時半に寝たが…ツェルトの中は虫で一杯だった。息をすると鼻の中に入ってくるレベル。ひどいものだった。なんとか寝たが12時過ぎに蚊のせいで目が覚める。そのあとは叩き潰しては横になりの繰り返し。しかしながら数十箇所も刺されるという大変な目に。2時半にもう寝るのはあきらめて準備を開始する。いろいろあきらめた。

5時出発。朝靄が出ていた。しばらく進むとスノーブリッジに遭遇。くぐりぬけるのは初めてだった。ちょっと緊張しながらすばやくくぐりぬける。あと一回崩れたスノーブリッジがあって乗り越える。雪の上でひっくり返らないように…。

6時ぐらいに最初の滝。一段目は普通に登る。二段目が…奥まで泳いで取り付けば簡単なんだろうがかなり勢いがはげしい。高撒きとなったがトラバースがあったりでかなり面倒なところだった。

沢の流れは緩やかでおだやかな景色が広がっている。あまり上流に来たということを感じさせないような河原が相変わらず続く。いくつか滝があるがそれほど苦労しないでクリア。

ある滝ではちょっと面倒だった。草付きのところでを登るのだがルートもややこしい。かなりあやしい手掛かりだよなあというところに来て、確保のザイルがでているから落ちてもいいかと思って、ちょっと無茶して登ってみたらやっぱり落ちた。

樋状の滝の上を撒くところが苦労。腐葉土の斜面を登るのが大変だった。上からザイルを出してもらっても足場がないと悩んでいた。ああ、ザイルを持って体を斜面に垂直に立ててそのまま登るんだと思ったのが最後の二歩ぐらいでかなり遅い。

その滝をクリアしたあとは特に何もなく。やがて深いゴルジュになる。ここらへんの地図の読みは間違ってなかった。希望的観測の現在位置で当っていた。

沢は細くなる。ちょっと濁った感じであまりきれいな感じではない。分岐があってどちらにしようかと棒を倒して決める。すぐに沢はなくなり、あとは急斜面を登ることに。足場は何もないところだがストックを立てつつ普通に登る。なんとなくこういう斜面の登り方がわかってきた。しばらく格闘していたら登山道に出た。

登山道は熊笹だらけでひどい。やぶこぎよりちょっとまし程度。背より高くて何も見えないし。

登山道では相変わらずのずっこけをやらかす。登山道に出たからと気を抜いていたか。

しばらく歩いているとなんとなく記憶にあるような場所が。いつの間にか二年前の場所に出ていたようだ。そのまま1時間半も歩くと夜叉ヶ池に戻っていた。記憶にあるより登山道を歩くのが面倒だったような…。

地図を見てやっと二年前はどこをどうしていたのか把握した。あとは駐車場に向けて登山道を歩いていくだけだった。二日前に登った沢の写真を撮って駐車場。これで二年前の雪辱戦は終わった。

今回は概ね楽なとこばかりだった。空中懸垂と草付きで若干手間取ったぐらいでわりと楽に進めた三日だった。蚊さえ除けば楽しかっただろうに…。