日本の敗退を受けて
日本に関してまとめ
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結果は予想よりよかった。ずばり3連敗だろと思っていたので余計に一試合が見られたのは嬉しいことだ。勝ち上がったのも偶然や運だけではなくしっかりとした戦略的な試合をしたからだということも重要なこと。
パラグアイ戦にPKで敗退したのは弱かったから。責任は言えば、やはり岡田監督にある。短期的なことではない。この試合の中ではできることはやっていた。問題なのは強化方針。グループリーグを通じて日本があんなサッカーができることにびっくりした。しっかりとした守備ブロックを作ってカウンター。相手にボールを持たせるサッカーができるなんて信じられなかった。
でもこの戦術ははっきり言って一夜漬けだろう。今まで2年半やっていたものと全然違う。なら2年半この戦術でやっていたら、選手もその方向で選んでいたら、そういうことを考えてしまう。結局交代などのオプションを作ることはできなかったギリギリのチームになっていた。それがパラグアイを打ち破れなかった原因。
トルシエと一緒に少しだけ世界というものを知った世代が最後となる大会でまた新たに世界というものを知る世代を作りだせたことは大きい。この経験をもとに次の4年は、次の4年こそ世界を見据えた丁寧な強化をして欲しいと思う。