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日々のメモ書き

Debian Developerが綴るメモ

Diazoに切り替え

このサイトのテーマエンジンをDiazoベースに変更。CSSをSunburstに頼っているので自立しているとは言い難いが。いろいろやろうとしても家にCSSの本が10年前の本しかない。さすがにCSS3の最近の本もないと困るな。

寒くてもトレーニング

冬の服装でロード

今年は秋の鈴鹿8耐に諸般に事情でエントリーしなかったらあてが外れてエントリーできたなあと思ったが昨日はひどい天気でやはり出なくてよかったと。気温10度の雨の中8時間も走るなんて無理ですう。8時間ソロの1/3はDNSになった模様。もし出てたら…いつもと同じペースなら一桁順位も狙えたような…。

替わりにその日に参加しようとしていた別のイベントも中止になってがっくりだったんだけどな。ごろごろしてらんないので久しぶりにロードを出して走ってくる。服装は冬モード。ビブタイツに長袖。ウィンドブレーカーまで着ていく。寒くはないが…。シューズカバーもあったほうがいいか。

あまり調子が上がらず山歩きをしていてもロードの体の維持はできないのねと思った帰り道であった。頑張らないときついな。

庵野監督何やっとるねんとは思っていたが積極的にはチェックしてなかったがたまたま目に入ったので見てみたら結構面白いもん作ってんな。しかしなぜ新作の予告のBGMにバベルの光のアレンジが…。くそ,なんて上手い釣り師だ。それは置いといて,ああいう場面の動きと映像がほんとうに上手い。 久しぶりにナディアのサントラのCDを出して聞いてみるか。いろいろ時は流れたなあ…。

Hyper Estraierのメモ

Hyper Estraierを使ったときのメモ

大量にあるプレーンテストをgrepするのも面倒なのでHyper Estraierを今さら導入。

estcmd gather db targetdir を実行するだけなんだが,ファイル名のsuffixがtxtじゃなくと -ft をつけて明示的にプレーンテキストと認識させなきゃ駄目だったというだけ。

CGIの設置をしたが設定ファイルの書式が10年前の文化だなあ…。まあ手軽に設置完了。

ワールドカップ予選突破まであと勝ち点は何点? (11/15)

久しぶりに楽しいことがありました。試合内容は置いといて早速計算…。

日本が勝ち点13の場合243パターン中10通り(4.1%)

  1. [(Australia,14),(Jordan,13),(Japan,13),(Oman,8),(Iraq,8)]
  2. [(Australia,14),(Jordan,13),(Japan,13),(Iraq,9),(Oman,6)]
  3. [(Australia,14),(Iraq,14),(Japan,13),(Jordan,10),(Oman,5)]
  4. [(Australia,14),(Iraq,14),(Japan,13),(Jordan,8),(Oman,6)]
  5. [(Australia,14),(Iraq,14),(Japan,13),(Oman,8),(Jordan,7)]
  6. [(Australia,14),(Jordan,13),(Japan,13),(Iraq,11),(Oman,5)]
  7. [(Iraq,14),(Jordan,13),(Japan,13),(Australia,11),(Oman,5)]
  8. [(Iraq,14),(Jordan,13),(Japan,13),(Australia,9),(Oman,6)]
  9. [(Australia,14),(Oman,14),(Japan,13),(Iraq,8),(Jordan,7)]
  10. [(Iraq,14),(Jordan,13),(Japan,13),(Australia,8),(Oman,8)]
日本が勝ち点14の場合729パターン中5通り(0.7%)
  1. [(Australia,14),(Iraq,14),(Japan,14),(Jordan,8),(Oman,5)]
  2. [(Australia,14),(Iraq,14),(Japan,14),(Jordan,6),(Oman,6)]
  3. [(Australia,14),(Iraq,14),(Japan,14),(Oman,8),(Jordan,5)]
  4. [(Australia,14),(Oman,14),(Japan,14),(Jordan,7),(Iraq,6)]
  5. [(Australia,14),(Oman,14),(Japan,14),(Iraq,8),(Jordan,5)]
勝ち点15で勝ち抜け決定。全パターン中ダメなのは0.2%となります。見ての通りかなり器用な勝ち点の取り方を他のチームがしないと駄目ですね。
次節は多分オーストラリアvsオマーンが先に行われると思うのですが、こちらの結果がどうであれまだ突破は確定しません。めんどくさいですねー。

xpybの実験

XCBのPythonバインディングのxpybを実験

XCBのPythonバインディングのxpybを実験してみた。WikipediaのXCBのページに載っていたサンプルを移植してみた。命名規則とかモジュールパスとかにとまどったが問題なくできた。イベントの判別方法がisinstanceだよねというのに気がつくまでちょっとかかったぐらいか。

そもそもこれって何のためにあるんだろう。高レベルAPIの下層でXCBを使っていたとしてもPythonからは高レベルAPIさえ見れればいい。わざわざPythonで低レベルAPIを叩くのはどういう状況だろう。

何にしてもまた変なものを頑張ってしまった。明後日の方向へ労力を注いでるなあ。

ボタンブチ探訪

木和田尾登山口 9:15 → 中電鉄塔下 10:30 → 白船峠 11:00 → コグルミ谷分岐 11:30 → 御池岳12:45 → 下山開始 13:40 → コグルミ谷分岐 14:30 → コグルミ谷 登山口 15:30

前から行こうという話はあったものの実行には今だ至らず、結局のところもう一人で行かなきゃならんのだからと計画を立てる。幸いヤマビルの季節はもう終わった。西藤原を起点に考えるとバリエーションらしい木和田尾を行くしか時間的に難しそうなのでこれで登ってみることにする。

始発の電車に乗っていくが、三岐鉄道が事故で代行バスになっている。東藤原先は知っていたが梅戸井からもバスとは聞いてない。普通ならば8時には着くところが30分以上遅れて到着。いきなり予定外だな。

木和田尾の登山口を目指して歩いていく。ザックに入れておいた携帯が鳴り気分を最初からぶち壊してくれる。携帯の電波が素直に入るようなところは久しぶりだから油断していた。東海自然歩道を抜けていくのもいいかと入っていったがこの時点で土石流の跡か道が荒れている。道が不明瞭になっているなと思いつつ通り抜け、農道を抜けて木和田尾への林道を進む。途中で中電の巡視路があったがそちらに入らず車止めがしてあるところの登山口から入る。

木和田尾の登山道は最初は谷筋の道だった。最初ちょっと崩れたところがあって覚悟したがテープも丁寧にあるしまあ歩きやすいなあと思った。ところがどっこい、だんだんと道が崩れていく。谷の真ん中を抜けていかなきゃいけないし、木は倒れているし。ちっとも楽じゃないぞ。谷の斜面を微妙なトラバースはしなきゃいかん。これは真面目に歩かないといけない。しかし、いくらなんでもひどいぞと、右側から谷が合流したあたりでこんなところ歩いてらんねーよと、左側の尾根を目掛けて登っていく。

あやしげな斜面を直登して尾根に出ると歩きやすい道だった。ペンキでマーキングはしっかりしてあるし。中電の巡視路はこっちなのか?最初からこっちでもいいと思うのだが…。そのあとの尾根はどうでもいい道で途端につまらくなってきた。ただ錯綜しているので下山のときは注意しないといけないなと思った。このあたりで本当は電線が見えるはずなんだけどなあと上を見ても、まだ散りきってない紅葉の隙間からはよくわからない。そんなこんなでも歩いていけばやがて高圧線の鉄塔に辿りつき、そのあとも登っていくと坂本谷との合流点、そして白船峠に到着。

ここから御池岳への尾根筋の道にはテープはあるが、あまりテープを気にしないで地形を見ながら歩いていたほうが歩きやすいし、結果的に道を外さない。ちなみのこのあたりでトレッキングシューズのソールが剥れはじめる。最初は一部だけかとそれ以上広がらないようにとあきらめて切り取っていたが最終的には両足全部剥れた。なんつー話だ。

コグルミ谷の分岐も通りすぎ7合目の看板を発見。ここからおかしなことになった。正面の斜面をそのまま直登。これは道にしては急すぎるし踏み跡もないよなと思いつつも尾根に出る分にはまあいいだろうと登ってしまったがどう考えても道から外れている。地図とコンパスをにらめっこして考えるがどうも鈴北につながる尾根のようだ。おかしなことをしているなあと思ったが尾根を乗り越え、真の谷へ下りる。看板が上のほうから見えて安心するよ。だんだん適当なことをしているなと思うがこれぐらいのほうが楽しい。

真の谷からは案内に従い谷筋を登ってく。最後の一気の登りは道がきれいに作ってあって登るだけ。200mぐらいはあるがあっという間に登ってしまった。2500mから登るのとは全然感覚が違う。空気が濃いと全然違う。

頂上に到着。団体がいてカップラーメンを作っていたり結構にぎやかだが、自分はレーションを食べて休憩を終えるとボタンブチのほうに向かう。多分右手のほうになんかあるんだろうと思っていたが、看板もあってすぐにわかった。

ボタンブチはすっぱり切れ落ちた地形だった。展望は素晴らしいが、あまり間際に寄ると足を滑らせそうでなかなか怖い場所だ。ケルンには新しい花が添えてあった。

次に奥の平へ直線的に目指す。草むらの中を歩いていくのはそこそこ疲れる。本当に何も目印のないだだっ広い地形で、雪の中でガスられたらさっぱりわからなくなるだろう。冷たい風が吹いていたが先週に比べればなんということはない。

約1時間散歩したあと下山を開始。真の谷まで下りて、谷に沿って下っていくとこちら側には案内板があって、従って歩くと7合目の看板が見えた。なるほど…。7合目の看板から左に曲がるべきだったのか。看板地点からもよーく見るとずっと奥にテープが見えなくもない。なかなか難しい。里山の見通しが効かないなかでは地形の把握を悩む。

本来下山は同じルートを考えていたが、遅れ気味なので万一ライトつけて歩くことになるぐらいなら距離は長くてもさっさと国道に出てしまえとコグルミ谷を下るルートを取る。荒れてるという話をどっかで聞いた記憶があったが下り口は普通だったので何も考えずに下りていったら…。どうも谷を渡って向こうに道が続いて見えるが、単純に渡れるとは思えないんですけど。それでも苦労して渡って。これはおかしいよなあと。しかもせっかく渡った道もすぐに消える。うーん…。下のほうの谷の合流点に看板が垣間見えるので少し安心して下っていった。崩壊のため迂回路がこっちとか看板があって、なるほど道を間違えたのかーと一瞬思ったがこの看板地点に上がってくる道がどこにもない。盛り上がってまいりましたー。

完全に崩壊しちゃったのね。こうなったら覚悟を決める。さっさと尾根に上がってから尾根に沿って下りる。しばらく楽だが谷の合流点で下るのが結構傾斜が急でめんどくさい。靴がダメになってるし、ヘルメットはないしで慎重にやらないとねー。昔はこんな葉っぱの上を尻餅ついて滑り落ちてたけどなー。谷に下りたも右岸も左岸もまともに歩けるところはほとんどなく、沢中も岩がゴロゴロで倒木が邪魔。一つ一つ丁寧に下りてくしかないよなあーと一歩一歩下っていく。ところどころ道が残っていても、急に無くなってて何のトラップだよ、何もないとこを突然トラバースさせられて余計に危険だろ、まーた下に下りるんかよ。長命水のところもタテ谷への分岐のところも荒れてる。ひどいもんだなーとは思いつつも1時間で国道が見えてきた。国道は完全に堰堤を乗り越えた土石で覆われていた。ひどいことになったもんだ…。こっち側の谷筋のルートは全滅じゃないか?

そのあと交通規制されて誰もいない国道をちんたら歩くというのは全く別の話。あちこち崩落していてひどいものだ…。

電車で行って登り始めが9時を過ぎているのはこの時期では行動時間の制限がいかにもつらい。大貝戸の登山口で前泊したほうが余裕はあるが荷物は増えるしめんどくさいよな。木和田尾を登っていて尾根に上がってからはガッカリだったが、最後のコグルミ谷で滅茶苦茶やってきたあたりが楽しかった。南アルプスでは道なりにぼーと歩いていたら終わっていただけだったが、こう色々考えながら歩くほうがよっぽど楽しい。こうなると坂本谷も聖宝寺ルートも行ってみたくなるものだ。木和田尾周辺も地図を眺めていると色々とルートの検討のしがいがありそうだ。ヒルのことを考えるとこの時期が限られるので今度がいつになるかわからないが…。色々考えてみたい。

南アルプス / 2日目

早川尾根小屋 7:00 → 白鳳峠 8:30 →地蔵岳 10:20 → 観音岳 12:00 → 薬師岳 13:00 → 南御室小屋 14:30

目覚ましは3時半にセットしておいて。目は覚ましたんだが…。12時間歩くのはいいが12時間で下山できるのかなあと悩み。結局めんどくさくなって寝てることにした。夏だったら迷いなく行っただろうが日が短かいと慎重になる。もう一晩山中で寝るしかないかとあきらめる。

小屋の中の気温は0度まで下がっていた。プラティパスの水がちょっとだけ凍る。空気が乾燥しているせいなのか随分と水を夜中に飲んだ。

6時に起きて7時に出発。朝飯はシリアル。ひどい食事になっている。そういやここのトイレは垂れ流しだったな。前に北アルプスに行ったときは整備されたトイレばかりだったのでちょっと驚いた。小屋に止まった面子はほぼ同時に出発。若い女性は白鳳峠から広河原に下山、夫婦はほぼ同じコースで歩いていくこととなった。

白鳳峠までは特に苦もなくさっさと歩く。コースタイムを上回るスピードだった。まあ、この程度のところは軽くこなせるか。2日目ということで歩き方・ストック捌きを思い出しつつあるのかも。こっからは高嶺に向けての300mの登り。途中からハイマツのゴーロ帯に変わる。丁度斜面の角度と太陽の角度が一致していて眩しくて先が見えない。ゴーロとは言えども常念岳のときほどの大岩ではないか。ときどき北岳のほうに目をやりながら高嶺を通りすぎる。いよいよ地蔵岳のオベリスクが近付いてくる。アカヌキ沢の頭を越えると稜線は砂礫に変わる。このあたりふもとの町も見え、ちょっと遠くに八ヶ岳。急に立ち上がっているんだな。

ここまでかなり順調に進んでいて、必死で歩いたら今日中に夜叉神まで行けるか…とも思ったが結局のんびりやろうということでザックをデポしてオベリスクを見にいくことに。槍ヶ岳のときのも思ったのだが、ふと気がつくとふもとに立っているのな。大きく見えるが近くにくるとそうでもない。だが、結局のところふもとに来るだけ来て、登らずに引き返す。どうもこういう性分らしい。ああいうのに登るのなら登るだけで来ればいいか…と思ってしまう。賽の河原の写真を撮り、戻る。

こっから先はいよいよ適当。砂礫の稜線を適当に歩いていくだけ。観音岳からは北アルプスが見え、槍・穂高がすっかり雪に覆われているのが見えた。途中でトレイルランの二人組とすれ違ったが、薬師岳のあたりでまた追い抜かれる。地蔵岳まで行って往復か?すごい早さで走っているな。薬師岳の広い頂上で荷物を置いて休憩。こっから先は樹林帯だろうということでいろいろと写真に収めて。薬師小屋を過ぎて、砂払を越える。ここってトラバース路じゃないんだな。岩の隙間の影にはつららがぶらさがっていた。雪は残ってないが気温は下がりっぱなしということか。砂払を越えた途端に木が生えだす。突然樹林帯に変わるというのはなんだろうな。

あとはだらだらだらだら登山道を歩いていく。小屋に近付くにつれ登山道が少しえぐれている。登山客が多いのだろうな。14時半ぐらいに南御室小屋に到着。

すごい人だな。10張以上のテントがすでに設営されている。まだあとから客が来て15張以上になったと思う。どこかのワンゲル部の団体が大型テントを立ててわいわいやっていた。

てきぱきやってもあとが暇なだけなんでのんびりとやることにする。テントの受付をすませて設営にかかる。地面が完全に凍結しているがな。重石を動かそうとしたら地面から取れないんですけど。変な苦労をしながらテント設営。中に入ると、ひー冷たい冷たい、まずはエアマット。氷の上を歩いているようなもんだもんな。晩御飯にははやいがやることもないのでゴロゴロとしていた。17時前になって晩御飯の準備。御飯作るぐらいしかやることないからのんびり作ろうと行っても晩御飯はインスタント御飯とインスタントラーメン。引き伸ばすにも限界があるな。30分ぐらいで晩御飯も終了。

やることもないのでさっさと寝る。団体の連中がすこし騒がしかったが19時ぐらいには大人しくなっていた。

南アルプス / 3日目

南御室小屋 6:30 → 夜叉神峠登山口 9:30

3時ぐらいに目を覚ます。早出の人がごそごそしている音に起こされた。猛烈に寒い。ダウンジャケット・フリースパンツ・ダウンソックスのフル装備なのに寒い。エアマットから伝わる地面の冷たさが原因。氷の上に寝ているようなもんだからなあ…。軽量化と考えて断熱シートも持ってこなかったらかなりつらいこととなった。5時まで寝ているつもりだったから2時間シュラフの中で震えながら寝ていた。

5時過ぎに起きて、朝一一発、ガスをガンガンに焚く。テントもフライシートもバキバキに凍結していた。プラティパスの水もほとんど凍結。ここまで冷えこむとは思わなかったわ。テント内が暖まってから準備開始。

6時半に出発。辻山を抜けるまではゆるい登りが続くが、あとは下り。明瞭な登山道が続く。えぐれすぎ。景色は基本的には見えない。山火事跡で間ノ岳などが見える。随分と登る人とすれ違った。早出すれば一日で鳳凰三山往復も可能なんだろう。杖立峠でテント立ててる人がいたがどういう計画だったんだろうな。

夜叉神峠で軽く休憩。このあたりだと登山はしないが景色だけを見にきたような人が増える。峠から下りるときは子供連れのハイキング気分の人が随分と登ってきていた。九十九折の下り道はついついショートカットしたくなるが自重する。

まったく何もなく順調に無事下山。登山口の小屋で風呂に入り、甲府駅行きのバスに乗り終了。

ガイド本によると早川尾根は中級、鳳凰三山までは初級らしい。ヤマレコ等で他の人の記事を読んでいたら危ない場所があるとか書いてあったのもあったが、大したことはなかった。何にせよ、ほとんどの行程でぼんやり考え事をしながら歩いていても平気で歩けてしまった。山の風景を愛でながら歩くような、観光的な面では良い道程ではあろうが…この程度は適当でもこなせることは確認できたが、そんなチンタラやってるからダメなんだよという、進歩はないことをしてしまったな。

南アルプス / 1日目

北沢峠 9:45 → 栗沢山 12:30 →アサヨ峰 14:00 → 早川尾根小屋 16:15

南アルプスに行こうと漠然と考えてはいたが、実際の計画を立てる段に入る勢いがなく。取り敢えずガイドブックでもと本屋で山渓のシリーズを買ってくる。付属の広域地図を眺めながら計画をぼんやりと考える。それにしても交通アクセスが悪すぎる。行くのも大変だが縦走するとして下山したところから素直に帰れるのかどうか。調べるとバスもそろそろ運行終了になるのが出てきている。起点は一回行ったことのある北沢峠ということにして…。終点も同じにすると甲斐駒・仙丈のピストンで終わりそうなので別の場所に設定…夜叉神峠にする。早川尾根・鳳凰三山か。お茶濁しの感は否めない。

時間割を考えていくが、どんだけ早く行っても一日では北沢峠までしか行けないことにがっくり。この時期の日の短かさからあまり歩けない。体力的に12時間歩けても日は落ちて真っ暗だ。この時期の気候はやらかしたときには優しくはない。キャンプ指定地で刻む制約も有りあまり進めない計画になってしまった。

天気が荒れたときに雪が降ったという話は出ていたので装備は多少増える。ダウンジャケット・フリースパンツ・ハードシェルなども準備。アイゼンも持っていく。シュラフは3シーズンにしたが…。銀マットはやめる。装備は17kgか。現地で着るもの出しても水でトントンぐらいか。

11:30のバスに乗り、3時間で伊那へ。高遠へのバスの乗り場はJRの駅前なのでちょっと場所が違う。高遠から仙流荘へのバスに乗り換え。登山客は自分だけ。17時前にやっと仙流荘に到着。2年振りか。車が一台もいない第二駐車場にテントを張る。雲の流れは早く低気圧が通過中という天気予報通りかと思う。シュラフの中ではすでに心は折れている。早朝のバスで帰っていいかなあと考えながら寝る。

4時ぐらいに寒さで目を覚まし、早起きしてもバスはないのでそのまま寝ている。6時ぐらいに起きてだらだらと準備をする。テントには霜が下りてポールのスリーブが凍結気味。この時点で氷点下ですかと呆れながら撤収してバス停まで行きチケットを購入。8時のバスに乗るが客は4人。運転手のガイドと共に高度を上げる。運転手がこの時期に登るみなさんは本当に山が好きなんですねと言っていたが、あたしゃホントにそうなんかねえ。景色は紅葉から冬へと変わっていき1時間で北沢峠に到着。工事の人が新しい看板を据えつけている以外に人の気配がほぼない。

仙丈岳への登山道は雪がチラチラ残り、気温は氷点下。下半身も寒いのでカッパを出して着る。駒仙小屋のほうに下っていく。小屋が改築中ということだったがすでに建物は完成して荷物の搬入をしているようだった。ここで水を汲み栗沢山への登山道に入る。ところどころ雪が残っているがアイゼンは全くいらない。特に面白いこともなく淡々と登っていくだけの道だ。人の気配は全くないと思ったが後ろから来た壮年の夫婦にやがて抜かれる。途中に甲斐駒が見える瞬間があり、雪がないんだなと思った。森林限界を越え、突然木が消えるのが毎度不思議なんだが、息が苦しくなってくる。2500mを越えたあたりからはどうしても空気の薄さを感じ始める。ハイマツ帯を適当に登っていく。なかなか山頂がわからないなあと思ったがやがて到着。2時間で登れるという道だったが実際は2時間半かかった。このあたりは仙丈・北岳・甲斐駒がよく見える場所だ。

ここからは早川尾根がずっと見えて、多分あれがオベリスクなんだろうという尖端が見える。次のアサヨ峰に向けてちょっとばかし岩がゴロゴロしているかねえという道を歩いていく。下を見下ろすと野呂川の流れが目に入る。突然富士山が目に入り、思っていたより大きく見えることに驚く。結構近いんだな。時折突風が吹くが体がぐらつくようなことはない。アサヨ峰への登りは2・3箇所、両手を使わないといけない場所がある。まったく危い場所ではないのだが、日陰の岩場には雪が残っているため足を慎重に体重をかける必要があった。だが決してアイゼンを出すような場所ではない。ここも頂上が見えてこないので登るたびにがっかりすることを繰り返す。道標が見え、登るとアサヨ峰の頂上につく。

ここから先はハイマツ帯の下り。ここから見える北側斜面は雪が残ったままなのが見えた。あれはあのまま春まで残るのだろう。さっさと樹林帯まで下りないかなあと思うのだが微妙なアップダウンが続く。樹林帯に入ればあとはダラダラ歩くだけ。こんな樹林帯のどうでもいい道は鈴鹿を歩くのとどういう違いがあるのだろうかと考えながら歩く。微妙な登りがあったりしてうっとうしく感じる。謎の三角点を発見して間も無く早川尾根小屋に到着。6時間半で到着は予定より1時間遅れている。

今日の道はわかりにくいところは全くなく、その上テープがばんばん巻いてあって苦労する場面はなかった。いい感じに歩きやすい道だった。

早川尾根小屋はすでに無人開放小屋になっていた。先客は2組。登りで追い抜かされた夫婦と若い女性が一人。一人でテント担いで歩いている若い山ガールが実在するとは思わなかったよ。

小屋の水場はまだ涸れてはいなかったが、沢は凍りかけていた。今日の気温は3度ぐらいだったか。さっさと晩飯を作って食べる。晩飯はインスタント皿うどん。わざわざ中華丼の元まで買ってちょっとだけ豪華。

やることがあるわけではないので18時前には寝る。夜中に目を覚ましたのでトイレがてら外に出て空をながめる。月が明るくて星を見るのにはあまり良くないな。

明日はどうするか。早出して一気に夜叉神まで歩くか、それとものんびり南御室の小屋で一泊するか。どうも今晩は風が強いなあと樹々の音を聴く。

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