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日々のメモ書き

Debian Developerが綴るメモ

伊奈川 二日目

夜の雨はすごかった。雨音はずっと激しくトイレに行くのも躊躇するような勢いだった。雷が一度は付近に落ちたらしくすごい音がした。こんな調子じゃどうなるのかねえと。夜中にトイレに出てきたときに増水しているのに気付く。

7時ぐらいに起きたが沢は30cm以上増水していた。昨日とは明らかに水の勢いが違う。帰りの渡渉ですら流されるわけじゃないけどめんどくさいなあという状態になっていた。ラジオでは高校野球が中止になりました、中津川では100mm以上の豪雨とのニュース。すっかりあきらめてしまって停滞を決め込む。

幸い雨は朝のうちにほぼ上がる。減ってしまった薪を再び集めたがこのあたりの薪はすっかりかき集めてしまった感じだ。焚き火を始めるが昨日に比べて薪が水浸しのため火の勢いがつくまでかなり時間がかかる。扇ぐのに腕が疲れるほどだ。1時間ぐらいかかってなんとか順調になってきた。

そのあたりで酒を飲みだす。というかそのまま夜まで延々と飲んでいただけだった。水は徐々にだが引いていった。そのあたりは少し帰りのことを考えると安心できた。

特にやることもなく…。なぜか蝶がテントの周りをうろうろしていたので写真を撮ったとか焚き火の煙を撮影しようとか非常にどうでもいいことを続けていた。まあそんなこんなで時間を潰す。

だんだんと少なくなる酒と薪に寂しさを感じながら夜も更けて行き、23時ぐらいに就寝。

伊奈川 一日目

中央アルプスの伊奈川へ沢登りに行く。今回は3人で行く。

出発は前日の20時ぐらい。いつもよりずっと早い出発。中津川を越え伊奈川ダムへ。突き当たりの駐車場には数台の車が。お盆だというのにほとんど人はいない。途中のコンビニで調達した食料を広げ晩御飯を食べる。空は星がきれいで流れ星が見えるぐらいで、明日が崩れるとは思えなかったが、朝には曇り空だった。

5時ぐらいに起きてぼちぼち準備。今回はシュラフとテントを持っていかず替わりにシュラフカバーとツエルトのみ。これで軽量化だが酒が4.5kgで食料1.5kg。トータルでは…。

6時半に出発。林道歩きが延々続くが、人の姿は見ない。見たのは一人だけだった。やがて雨が降り出してきたためカッパを着て歩く。それでも雨がひどくなってきたところに作業小屋のようなものがあったのでそこで雨宿りをする。このまま雨が続くと面倒なことになるなと思っていたが幸いにも小降りになっていった。

いろいろあったが2時間余りで林道の終点に到着。下っていって取水堰のフェンス沿いを歩き、わずかな踏み跡を辿り入渓。最初に下りたところのそばで幕営することを考えたが、かなりきつい場所なので一応上流まで様子を伺ってから判断することになった。幸い15分ぐらい行ったところで砂が堆積した広い場所があった。水面からは1m以上上であまり水が来ない感じなのでここで幕営することになった。

テントなどの設営や薪拾いが終わったあとには焚き火係として行動開始。多少雨には濡れていたが前回の経験もありわりとすぐに着火の成功。そのあと釣りメンバーは竿を持って登っていった。2時間もしないでで戻ってきたが全く魚の気配がしないとのこと。多分釣られまくっているのだろう。

戻ってきたところでビールで乾杯。その頃から雨が本格的になってくる。時折激しい雨に変わる。雷の音も聞こえる。

そのあともだらだらと酒を飲みながら食べていた。20時頃に就寝。一応明日は沢登りをしてから釣りをするという計画を立ててはいるがどうなることか。

アケ河内 四日目

4時半起床。

いろいろ片付けて7時出発。沢に沿って六呂場峠に向かって登っていく。沢が終わったあとのザレ場はそこそこ登るのが面倒。急登を直線で登るのはあまり良くないらしい。だが思ったよりも早く稜線の切れ目、青空が見えてわりと気が楽だった。

六呂場峠では風が抜けていて涼しい。この日が天気が良く、気温が上がっているのを感じる。初日は雨で助かったな。こんな天気だったら大変だった。

尾根を登る。どの踏み跡が正解なのかほんとにわからん。尾根を辿るのか撒き道なのか。1時間余り登って合流点へ。

そして下りが始まる。このあたりはまだ楽だったが…。西尾根の下りは本当に大変だった。ちょっとでも油断するとすべり落ちそうな急勾配。ひどく疲れる。やがて下に林道が見えてきてもうすこしという感じになる。やがて林道。

帰りの林道歩きは本当に疲れる。車は通ったが乗せてくれるわけでなし。1時間余り疲れた足を引きずりながらゲートに到着。

ここで一つ事件が。メンバーの靴の中にヒルが入りこんでいた。見事に血を吸って膨れあがり…。最後にひどいしめくくりとなってしまった。

アケ河内 三日目

今日は上流部に向かっていく。この日はテンカラ竿を借りた。幕営地の前で振り方を教えてもらっていたらもう釣れる。ここは釣り堀か。

ずっと竿を持ちっぱなしで登っていたが苦労する。よくこんなことやるね。自分の技術ではとてもじゃないが危なくてやってられない。最初の滝を乗り越えてしばらくはイワナがいたが、全然いなくなる。全くの気配がない…。さっぱりいないのであきらめて戻る。

二人はまた下って釣りに行った。自分は幕営地で薪拾いなどをする。余った時間でテンカラ竿を振っていたら何度かアタリは出た。ついには28cmぐらいのイワナが釣れた。まあこんなもんかと竿を畳んで焚き火の準備にかかる。さすがに三日目ともなると大部慣れて、素直に火が着く。

この日は深酒が過ぎた。明日は7時出発だと行っているのに1時半まで騒いでいた。ひどいもんだ。

アケ河内 二日目

この日は寒くて目が覚める。シュラフカバーしか持っていかなかったら結構冷えた。あとの日は大丈夫だったので雨で気温が低かったのか。

朝飯を食べたあとに準備をして出発。この日は逆さ河内に下りながら釣り。

幕営地を出発してすぐに河原は終わってしまいゴルジュ気味のところになる。ただそれほど厳しい場所はなかった。一箇所だけ落ち込みのところを渡るのにザイルを使ったところがあるが、なくても死ぬようなところではなかった。

やがて谷が広がると左岸の上のように林道の崩れた姿が時々見えた。ちんたら下っていくとあの橋が見える。林道は崩れても橋は残る。逆さ河内との出会い。

そこからちょっと上がって、ダケナギ沢に入る。ここも深い谷だった。

ここでフライロッドを借りてフライフィッシングに挑戦してみた。ここに来るまでに馬鹿みたいに釣れていたのでイワナはうじゃうじゃいるんだろうなあとは思っていたが。あきらかにおかしな投げ方で何度かやっていたらアタリが出た。そのときは逃げられてしまう。しばらく続けていたところ、流れたラインを引こうとしたら何かに引っかかった気配。なんだこりゃと思って強く引いたらイワナが釣れていた。不思議な釣り方をするもんだ…。

そのあともう一度いそうなところでやってみる。何度か投げるのに失敗したあと、初めてきちんとポイントに投げられた…と思ったら釣れていた。果たしてこんなので釣りが楽しいのか…。

やがて滝が見えてきて、高撒きをやっている時間もないのでここで撤収。河原でスパゲッティをゆでて昼御飯。そのあとは釣り上がりながら幕営地まで戻る。

またまた焚き火係を頑張るが昨日よりはましだが苦労する。今日もまた宴会。それにしてもガやら羽虫やらが次から次へと寄ってくる(蚊はいない)。酒の中に飛び込むのだけはやめてくれ…。鱗粉まみれの酒はさすがに飲む気になれない。

アケ河内 一日目

8:00戸中川林道ゲート→9:30矢筈西尾根取り付き→13:00矢筈山→15:10矢筈の頭→16:00六呂場峠→17:00広河原(幕営地)

南アルプス深南部と呼ばれるアケ河内に行ってきた。メンバーは3人。

前日の夜に集合。U-23のメキシコ戦を見ていた。ひどい試合だ勝っただけじゃんと思いながら出発。コンビニで買い物をして水窪へ向かう。去年崩壊していた林道はちゃんと修復されていた。林道のゲートのところに駐車して若干酒を飲んで寝る。というか4時でも明るくなってきてるんですけど。

7時起床。天気が悪い。小雨が当たるような感じの天気。テントの中で蚊に大部やられて幸先の悪い出だしだ。荷物の準備をして8時に出発する。しばらくは林道歩きが続く。1時間強歩くと矢筈山の西尾根の取り付きに到着。休憩がてらヒルはいるのかいなと探しているとやっぱりうろうろしている。虫除けスプレーが効果的というので実験してみたが確かにすぐに丸まって縮んでしまう。強力だな。

矢筈西尾根を登る。しばらくは人の手が入っている気配のする山だった。クマ罠もあった。ヒルはちょっと登っただけでいなくなっていった。

森の気配は段々と変わっていった。傾斜はきつく、下りはきついだろうなあという急勾配。小雨と霧のせいもあったが若干幻想的な雰囲気を感じる。時々地図を確認しながら現在地を確認。わかりやすい崩壊地があったせいで場所の確認は容易だった。迷うような尾根ではなかったが結構赤テープがあり、なんとなく踏み跡がわかる。広い尾根で気楽に登る。

3時間余り登り、上を見上げて、やっと樹々の切れ目の雰囲気が変わって尾根が見えてきたことがわかる。尾根の合流点からの道はしばらく平坦な道が続く。だだっぴろいためどこを歩いているのかわからなくなりそうだった。帰り道がわからなくなりそうなので赤テープをつるしておく。三角点まで行ってみたり。

また尾根を歩きだす。苔むした倒木が散らばり、宮崎アニメに出てきそうな森の姿になった。倒木を乗り越えるのは面倒ではあったが、傾斜も先程よりは緩やかで、しばらくの登りで尾根の合流点に到着。ここで登りは終了。誰だかしらんがペットボトルを目印代わりに使っていた。

六呂場峠に向かって下る…はずが地図にはないピークがあった。おいおい騙されたよという感じだ。この尾根は狭く歩きにくい。なんとなく踏み跡はるのだが何本もあり、どれが歩きやすいのかよくわからない。とにかく足をすべらしたら死にはしないがややこしいことは間違いなしの尾根が続く。緊張をしながら歩いていくと1時間余りで峠に到着。なぜかここにはテントが捨ててあった。何があったのやら…。

峠からアケ河内に向かって下降。踏み跡らしきものはあるのだがあまり関係なく歩いていく。ガレ場を足を滑らしながら下りていく。足元は大変滑りやすい。沢の音はずっとしていたが30分ぐらい下りていくと源頭に到着。さらに沢伝いに下りていく。ついになだらかなところに到着。アケ河内に到着。

早速テントなどの設営に入る。雨は相変わらずだったが、タープを張ってしまえば楽になる。

'今回は焚き火係だったが着火に大変苦労した。薪は完全に濡れていてさっぱり火がつかない。1時間以上格闘したあげくやっとのことで着火。

などということをしながら晩飯と宴会を続け、23時ごろに寝る。

fglrx-legacyの透かしの消し方

若干古いRadeonに対応したfglrx-legacyを入れてみたが"AMD testing use only"という透かしが入っている。これパッケージのバグじゃねえのとかいうのは置いといて修正方法。バイナリを直接書き換える。

#!/bin/sh
DRIVER=/usr/lib/fglrx/fglrx_drv.so
for x in $(objdump -d $DRIVER|awk '/call/&&/EnableLogo/{print "\\x"$2"\\x"$3"\\x
"$4"\\x"$5"\\x"$6}'); do
sed -i "s/$x/\x90\x90\x90\x90\x90/g" $DRIVER
done

を実行する。objdumpを読んでみてなんとなくやっていることは想像できたがバイナリを直接読めるほどの人間ではないので書き換えの意味わからない。これでちゃんと動いた。

pinを使ってexperimentalからパッケージを入れる

真面目にaptのpinを使ってみた。iceweaselの最新版を使おうとおもったのでやってみた。まず apt-lineにexperimentalを追加。そのあと /etc/apt/preferences.d/iceweasel というファイルに次のように書く。

Packages: iceweasel*
Pin: release n=experimental
Pin-Priority: 500

あとは普通にaptitudeでも使えば普通に入る。

EURO 2012

なんでこんなどうしようもなく下らない無気力試合になってしまったんだろう。誰も悪くない、不運が起こっただけで、怒りの持って行き場がない。この一月は何だったのか。

そうだ、京都行こう

ということで大統一Debian勉強会にかこつけて京都まで自転車で行ってきた。

7時前に出発するものの、家から3分でパンクする。一度家に戻ろうかとも思ったがその場でチューブ交換することにした。ロードバイクでは久しぶりのパンクだよ。1年以上してないと思うが。予備のチューブは2本持ってきたがもう一本使ってしまったか。滅多にないことだからもう大丈夫だろうと思ったが…。

広小路をひたすら走る。名古屋駅のところを潜ってもひたすら西へ。途中から道が途切れて住宅地へ。通り抜けできませんと看板があったがほんとにできなかった。いや、自転車だからできたけど。このあたり、あま市あたりからしばらく現在地がわからなくなった。地図を持っていかなかったからな。それでも適当に西のほうに進めば大丈夫だろうと進む。津島高校のあたりから勘が働いてきて県道125に復帰。木曽三川公園まで2時間。

だらだら走りとは言えちょっと足に疲労が出てくる。天気はよくなってくる。雨は朝には上がっていたが陽が差してくる。サングラスを持ってこなかったのが悔やまれる。多度では県道5号に入って、ちょっとしたアップダウン。そこから県道421。

石榑トンネルを越えるのが一番の難所、というか、大変なところだが、それほどきつい傾斜ではない。荷物がなかったら楽々ダンシングでクリアできただろう。4時間で石榑トンネルを抜けて滋賀県側に出る。石榑トンネルには歩道と思われるものはついているが両側とも1mぐらいの幅しかなくて、非常に怖い。あと50cm広げてくれたらなあと思う設計だ。

山の近くは天気が悪かった。とはいえ関係なく下りは適度にぶっとばして下る。6年前はどういう感じだったかなあとか考えながら。道はひたすらまっすぐ。国道8までまっすぐ。

国道8に走ってから2回のパンクに遭う。さすがにチューブ使い捨てに危機感を覚えたためパッチ修理をする。

そのあとR1に合流してそのまま京都へ…というとこなんだがJCTやICで歩道がまったくなくて一度脇道にそれてから復帰という手間のかかる場所がある。そこが面倒だった。傾斜はなく、車線もそんなになく、渋滞気味なのであまりぶっとばす車もなく、そこそこ走りやすい道だったか。

しばらくは面白いこともなく進むが、最後の東山トンネル手前で歩道が消滅して反対側に回らされたのにはガックリ来た。それを越えたら京都。観光客の多い道を気をつけながら京都駅まで行ってゴール。

距離は145km程度。時間は9時間弱というところだった。今回は事前に調べて予想した通り行けて苦労せず淡々と到着した感じ。

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