日々のメモ書き
Debian Developerが綴るメモ
鈴鹿8耐 2010
練習しないで乗り込むとどうなるかという実験。
42Lapsで40位。まあまあというべきかね?
去年の45Lapsには遠く及ばず…。スタートして3週目には集団のスピードを維持するのは無理だなと感じる。2時間で13。なかなか頑張るねという感じ。だんだん落ちていって…。それでも1Lap12分程度までしか落ちなかった。根性だけはあるようだ。
ぼやーんと走っていたら100kmを通過。今年は100km練習したっけとか思いつつ。さらに200km通過。なんだかなあ…。
練習してないと何が問題か。持久力よりスピードが落ちてしまっている。ほんのわずかではあるが、列車に乗れるかどうかのスピードの差。それがないからどんどん遅れていく。S字の手前でどれだけ乗せられるか…。それが重要なんだが…。
ちなみに2ストップ。まあ、こんなもんだろ。気温が低かったせいかゼリー飲料の水分だけでトイレに行きたく なったもんだよ。
幸いレース中には雨が降らずに助かった。
来年はスピード練習をやらないとね…。
中央アルプス縦走(三日目)
空木岳から越百まで。
今日も4時起床。ラジオをつけると相変わらずチリの鉱山のニュース。外気温が0度。小屋が4度。テントが12度。天気は良い。
朝食はインスタントカルボナーラとどんべえ。湯の温度が低いせいかな、いまいち出来が悪い。今日で帰ることを確信していたのでちょっと多めに消費。水の残りは1.6リットル。今日一日には十分。
今日も6時前には出発。駒ヶ根のほうを見ると雲海がすごい。空木岳のほうに上がっていく。地図には山頂に登らない道が書いてあるのだがなかったな。気がついたら山頂まで来ていた。
赤梛岳
6:57着。朝のうちはどうも体の動きが悪いようだ。特に難しいわけでもないが時間が随分とかかっている。砂礫の斜面をがががと下りてちょっと登っておしまい。
南駒ヶ岳
7:45着。
赤梛岳を越えると擂鉢窪避難小屋が見えてきた。近いねー。鞍部まで下るが…。思ったより時間を取られた。南駒ヶ岳に向かって登り返し。特に難所はない。鞍部まで下りる前にがっくりするような感じだったが登っていみるとそんなでもない。到着。このあたりは淡々と進む。
仙涯嶺
9:00着。今日のポイント…なのかな。
横を向くと南アルプスが見える。富士山も見えた。木曽側から吹く風が涼しくて丁度よい。伊那側にまわると途端に暑くなる。
ちょっとだけ岩場が多い。難所とあったが…そこまでではない。トラバースのところに鎖が張ってあるが…あれは必要なのか?
越百山
10:19着。
いよいよ最後となる。ちょっとだけ感慨深い。砂礫の稜線で簡単そうに見える。一回下って登るが砂礫の稜線で面倒なところは無さそうだ。
ちょっと下ったところで休憩を取る。また登りだすが少しも難しいこともなく気がついたら最初のピークに辿りつく。何かの間違いかとも思ったが間違いではなかった。
下を見ると越百小屋が小さく見える。あのあたりは普通の樹林帯になっているな。越百の山頂までの道はほんとうに何もなく、わずかな距離。走ってでも行けそうだが落ち着いて…指導標が見えてきて…到着。
思ったよりも早かったが…最後のピークをクリア。山頂では周囲の写真と自分の写真を撮った。ちょっと眺めの休憩を取り下山。
伊奈川ダムへ
15時半に林道ゲート。
ちょっと下ると木が生えてきた。ハイマツはさようなら。風景は木に邪魔されてすぐに見えなくなる。
越百小屋で休憩をしたり、七合目の水場で水を汲んだり。淡々と下るだけ。
七合目付近では登りの人と何人かすれ違う。だんだんと高くなる稜線。上のほうの登山道は随分と削れていたが下はそうでもない。
下り続けると沢の音が段々と近くなり、堰堤に遭遇。すぐに林道に合流。あと、結構あるね。
1時間ほど歩いて林道のゲートに到着。15時半。
電力会社の工事のダンプの人が声をかけてくれて駅まで乗せてくれることに。感謝。16時過ぎに須原の駅に到着。帰途につく。19時台には名古屋に戻っていた。
まとめ
事前に考えていたよりは楽だった。宝剣岳は特に楽勝だった。ガイドブックの上級は何を基準なのかわからないが、普通のガイドブック上級は問題なく行けるらしい。
一人でテント生活の経験があり、山を歩いた経験もあり、岩登りの練習もしたことがあるし…で要素技術はすでにやっていたので組み合わせた単独縦走ができたかなと思っている。やっと山を歩くことがどういうことが多少つかめた。
一度はいい、二度はいいという感じ。だけど確認したいことがあるからもう一度たどりたいような気はする。
中央アルプス縦走(二日目)
駒ヶ岳から空木岳まで
4時に起きる。テントの中の気温は6度。まあまあ。着込んでいるので寒くはない。
昨日の赤飯の残りとカップヌードルを食べる。カレー味は食器の掃除が大変だ…。水は沢のような調子では使えない。だが必要以上に抱え込むのも重いし…。残りの水は出発時点で4リットル。軽くするためちょっと多めに使った。わりとのんびり準備をしていても5:45には出発。だんだんと明るくなる中、中岳へと登る。今日も天気は良い。さて、なんとか空木までは、できればその先までもと思いつつ出発。
中岳
同じような石がごろごろする中を登っていく。登山道にはロープが張られている。15分もかからず山頂に。下から宝剣山荘の小屋からのスピーカーの音が聞こえてくる。なんとなく残念な感じだ。
宝剣岳
6:41着。
中岳から小屋へと下る。小屋を通りすぎて宝剣岳に取り付く。うーん、これが噂の鎖場…?鎖が必要なの…普通に三点支持で丁寧にのぼればクリアできる。あれば楽なので使わせてもらったが…。写真だけなら一見壊そうに見えるものだ。とまあ登っていったら宝剣岳の山頂に到着。ここで携帯をチェックしたら電波が入った。
真ん中の岩に登るとかなんとかあるらしいがそんなことをしてないでさっさと先を急ぐことにした。また岩場の下り…。岩の下をくぐりぬけ…。10mぐらいの登り。鎖はあるが…。やはりなくても大丈夫な程度。ナイフリッジなるものを歩き…三ノ沢分岐に到着。その途中、極楽平から先の道、空木・南駒ヶ岳まで見通せた。
正直拍子抜けという感想。鎖がなかったら緊張するだろうけど…。核心部と言うには簡単。
檜尾岳
10:23着。
次の大きな目標は檜尾。島田娘ノ頭、濁沢大峰を淡々と通過。極楽平までの道は非常に楽だが、案内のコースロープがなくなったあたりからちょっとだけ雰囲気が変わる。ちょっと岩場も出てくる。ところどころ鎖やザイルが垂らしてあるところがある。
宝剣岳の時点で暑くなってきていたので三ノ沢分岐でフリースを脱ぐ。この日はそれでも暑かった。
やがて見えてくる檜尾の小屋の姿。あれは目立つ。一回下がって上がるというのがやだなあ。檜尾についたあたりでちょっとだけガスが出た。小屋が見えなくなる瞬間もあり。このときは伊那側から雲が吹いてくる感じだった。このときに一人抜かれた。
熊沢岳
12:17着。
遠くからでも岩場でめんどくさそうな雰囲気。
熊沢岳の手前の岩場のトラバースがちょっと怖い。ガイドブックで見た光景。斜めになった一枚岩でちょっととっかかりがなく慎重に行く必要があった。ちょっと下を見ると道はあったが…。ペンキはあるから間違ってないと思うのだが…。
岩場を抜けると熊沢岳の山頂。このあたりでまた一人抜かれた。熊沢岳の山頂で休憩がてら話をする。木曽殿越で水を汲むと言っていたが、知人はそこがちょろちょろで苦労したという話をする。今晩は擂鉢窪まで行って明日は越百から飯島に下りるそうだ。その道は通れないという話らしいがなんとか復旧という話が出たとかなんとか。
そろそろ空木が近付いてくる。このあたりだと山頂手前に第一ピークがあるのがよく見える。苦労しそうだ…。
東川岳
13:58着。
ちょっと下って登って。東川岳に到着する。先行する人が段々と小さくなっていくのがなんだかなということろである。空木を真正面に捉え、ああ、あれを登るんかいな。下に木曽殿の小屋が見えた。こうして見ると近くに見える。すこーんと下りてまた登りというのがうんざりする。
ここで一気に150mの急な下り坂。最初はストックが短かすぎたせいか安定しない。足元を見るために体を倒すとザックの重みがのしかかり不安定になる。このあたりの下り方がまだ下手。もっとさっさと下りられればいいのだが。20分と書いてあるところを40分もかかっていてはつらい。
一回ストックを岩にひっかけて体重をかけてしまい曲がってしまう。その場で真っ直ぐに伸ばし直す。あーあー、高いんだから。
下のほうには先ほど抜かれた人が休憩していた。こちらに気付いたようだった。なんとなくこちらを気にしているようで、遅くてもうしわけない。
空木岳
17:13着。
木曽殿越に到着。先程の人とちょっと話をする。水場はじゃぶじゃぶ流れていたと。興味があったので一応水場に行く。ただ、荷物を増やしたくなかったから汲まなかった。戻ってちょっと休憩して、出発。この時点で14:45。マップには1:50とあった。30分遅れたとしてもなんとかなると判断。ただぎりぎりにはなる。
最後の登り、360メートル。急な坂道を登る。くねくねと曲がりながら高度を上げていく。とはいえいよいよ疲労も貯まり体が動かなくなる。1時間登ったところで5分立ったまま休憩。ここは必死。ここで辿りつけなかったらおそろしいことになる。ときどき後ろを振り返って東川岳との高さを比較する。
1時間半余り登ったところで第一ピーク到着。ご丁寧にペンキで第一ピークと書いてあるよ…。
ここから先が長い!高度計をつけていたから騙されないがいつまでたっても頂上に辿りつかない。乗り越えても乗り越えても下って次の岩場。ハシゴ・ロープ・鎖場が連続。個々はそんなに難しいわけではないが…。ただ危ないよね。落ちたら大変なことになる。9月にも空木で一人死んでいるという話もあったし。もうちょっとだからと気を緩めるわけにも行かず丁寧に丁寧にと言い聞かせながら登る。南山で重登山靴で一回練習したのは感覚を掴むのに役に立っていた。
と、頂上に近づくにつれ急に木曽側からガスが出てきた。まだ日はあると安心していたら急にガスに包まれ…まっくらじゃないですか。どうなってんですか。駒峰ヒュッテが見えたとおもったら見えなくなる。えーと思いつつももうちょっとと山を乗り越えていくとついにガスかの向こうに山頂の柱が見える。ここでやっと安心した。頂上では霧で何も見えない周りを見渡す。
あんまりのんびりしていても仕方がないので小屋までさっさと下りる。
駒峰ヒュッテ
他に宿泊者はいなかった。おかげで土間を占領してテントを張る。小屋の裏からは駒ヶ根の街の灯りが見える。ここでは携帯の電波が入った。下界と会話を行った。急激に気温が下がり、電話の間だけでも凍えそうだった。
今日もテントの中で晩御飯を作る。五目御飯。食べたらさっさと寝る。小屋の中ということもありそんなに寒くならなかった。時折強風の立てる音が外から聞こえる。
この日両足の親指がマメというか水泡ができていた。紐がゆるかったのか。足が中で動いたか。
概ね予定通り。擂鉢窪まで行くのは無理だったなあ…。マップの所要時間はおおむねただしい。距離が近くても登れないのにはそれなりに理由がある。もっと早く進めればいいが…。ちょっとだけ宿泊地に辿りつくのが遅い。トラブルがあったら面倒なことになっていただろう。
ラジオの天気予報は晴れ。チリの鉱山の救出のニュースをやっているがあまり関心を引かない。明日は下山できるだろう。予定通り。
中央アルプス縦走(一日目)
上松から駒ヶ岳まで。
ある種勢いというのがあるのかで計画された中央アルプス縦走。行く前にいろいろ調べていたところ宝剣岳が大変だということだった。あとは空木もきついそうだと。実際行ってみるとまた違ったものだった。いつものように行く前はあーでもないこーでもないと悩む。
荷物は水の6.5リットルが一番重い。食料はアルファ米やらインスタントラーメンやら味気のないものばかり。酒も持たず。最小限の荷物でクリアする予定。それでも23kgになった。
さて一日目。一番早い列車を乗り継いで8:44に上松駅に到着。そこからタクシーで登山口まで向かう。タクシーの中で今年はこちら側から登る人が多い、若い女性もいたなどという話を聞く。一方空木(宝剣の間違いか?)で鎖場で中年女性が登れなくなって渋滞を起こしていたという話も聞く。山ブームですなどという話をする。
林道のゲートからしばらく歩くと敬神の滝の小屋に到着。ちょっと勘違いしてそのまま林道を歩いていってしまう。沢に出てしまい、間違いに気付く。15分のロス。日程にそんなに余裕がないので致命的なことにならなければいいが。気を取り直して小屋の奥へと進む。ここでもちょっと登山道の入口を探してとまどう…。
出発は9:45。看板までには頂上まで7時間半とあった。それはちょっと長くないかね?
2時間登って五合目の小屋に到着。ないと言われた水場はない。まだまだ道は普通の登山道が淡々と続く。それほど道は荒れてない。五合目までの途中に二人すれ違う。あとは人と会うことはなかった。時折開けたところに出て、これから登るであろう山が見えた。宝剣岳はわかりやすい…。
八合目には14:20に到着。そろそろ植生が変わってきた雰囲気。気温も下がりつつある。休憩するとちょっと体が冷える。ちょっとガスがかかりかける雰囲気。
大ナギに出て、ガレ場のトラバース。特に危い雰囲気は感じない。ただ森林限界を越えてハイマツになってきた。
15:45。九合目。ここの小屋は閉鎖。いよいよ風も強くなってきた。風避けの石壁がすごい。フリースをザックから取り出して着る。さすがに体力が無くなってくるし森林限界を越えて空気の薄さを感じ始めた。ときどき雲間から見える先の光景を確認。もっともこの時点では何がどの山かはわからない。宝剣岳は見当がつく。横から見ると北側の尾根が上がったり下がったり…。
駒ヶ岳への最後の登りを開始する。石がごろごろしていて歩きにくい。空気も薄く、ちょっと登ったら休憩という感じになる。熊鈴の音のせいか頂上木曽小屋から人が出てきた。今から登るのかとちょっと心配そうに言われる。たしかにこの時点で16時半を過ぎていた。やがて頂上の社が見えてきて…。結構遠いんだな。到着。若干の写真を撮ったあと頂上山荘の幕営地まで下りていく。下のほうにテントが一つだけ見えた。
17時に幕営地到着。携帯の電波がかろうじて立つが接続できるところまでは行かない。残念だ。気温はどんどん下がる。テントを設営して晩御飯の用意。この日の晩御飯は赤飯。とてもじゃないが外で御飯は作れない。初めてテントの中で調理をする。ベンチレーションは忘れずに…。
この日はほぼ予想時間通りの行程となった。今日は淡々と登るだけの楽な道だった。明日は厳しい行程になることを考えながら寝袋に潜る。目標は空木。
WanderlustでGPGの鍵を選択
複数GnuPGの鍵があるときに選択する設定。
複数のGPGの鍵をもっていたときに鍵の選択をする方法。Wanderlustはデフォルトでは (login-user-name)の返り値からGnuPGの鍵の検索を行う。だから同じIDで複数の鍵を持っていた場合に、指定ができない。自分の場合は1024DSAから4096RSAの切り替えで問題が発覚した。
さて、方法は (setq pgg-gpg-user-id "0x12345678") と.emacsなんぞに書けばいい。
久しぶりのロード
最近久しぶりばかり。
久しぶりにロードで走ってきた。今年は久しぶりとばかり言っている。全然練習してない。
運動公園まで往復で2時間走ったが…。最初は足が動かない。1分ぐらいもがきができない感じになっていた。最後のほうには戻ってきたが。8耐はどうなるかね。途中棄権とか。
Polar S710帰還
電池交換に出していたPolarが戻ってきた。
日曜日発送で木曜日到着だからなかなかの早さ。
フロントカバーとベルトもしてもらったがs710用が在庫終了ということなのでs720i用になってきた。ちょっとなって帰ってきた。中身も交換してもらえたらよかったのいなあ…。
沢靴のソールの張り替え
いろいろやっていたのをまとめました。
まとめ文書参考。
Windows XP Homeで権限
Windows XP Home Editionを使っていてセキュリティタブがないんですけど。
結論。セーフモードを使え。へー、そういう設計なんですかー。
ホームを自分だけ見えるようにしておくとあとからデータを取ろうとして苦労した。権限の書き換えだよなと思ったらプロパティを見てもセキュリティタブがない。結局調べたらHomeはセーフモードで起動すれば出てくる。ここでパーミッションも所有者の変更もできる。やはりHomeはHomeでしかできないように設計されているなあ…。
与十郎谷〜継子谷
沢キャンプの一環として行ってきた。
いつものように深夜出発。東海北陸で2時間で高山に到着。秋神温泉へ行く道を抜けて山の中に入っていく。橋のそばに車を止めてテントで寝る。3時ぐらい。6時半起床。テントとかを片付けて入渓。
今回のポイントは貼り替えたソールがどうなるかということであった。1000円ぐらいのソール、はたしてどうなるか、と思いつつ歩くと、なんじゃこりゃってぐらいすべる。最初に付着している油分と表面がケバだっているせいだった。あぶないなあと最初のうちは慎重に歩く。しばらくあるいていくうちに表面が少し削れて大分落ち着いてきた。最終的には普通に歩けるようになった。少しだけ前のソールよりすべりやすいのだろうか?ただ、ソールが剥れてくるとかとんでもない事態にはならなかった。ソールの張り替え自分でやれば2000円で済むよ〜。
さて、沢に話を戻す。さすがに9月なので水は冷たくなってきている。だけど、それほどではなかった。ずっと水につかっているとさすがにどうかと思うが水につかるだけで悲鳴が上がるほどではない。日差しが出ているとさらに暖かな感じだった。素敵なゴルジュで雨が降ったら怖いところだねえ。
ここは滝がいくつかあって、それぞれにきれいな光景だった。個人的には入渓して最初に出てきた滝が一番だった。胡桃大滝よりは行くのが大変だが、素人が行けないところではない。
さて、そのまま眞俣谷を上流に上がっていくと大きな滝が現れる。ここを撒くのが今回のメインイベント。ルンゼを登るのが待っている。
さて、まずザイルをザックから出して準備する。隊長が最初登っていって、そこまで登る…ってこのザイルどうするんだ。結局ザイル片手で登る。ガレ場ではあったがそんなに難しくないので登れた。そこからザイルをセット。隊長がさっさと登っていくところをエイトノットでハーネスに結ぶ。ここらあたりはスムーズにできるようになった。隊長が視野から消えるときにこの先の行動を説明しているが滝の音でよく聞こえない。要するに笛を鳴らしたら登ってこいという話。
さて、指示が出たので登っていくが…やっぱり難しくないところだった。ザイルがひっぱられるのでさらに楽。さっささっさと登っていく。
登ったところで2回目開始。ここも隊長が先行。ちょっと登ったところでランニングを確保。そしてもうちょっと行ったところでビレイ確保。そこから自分が登っていく。ここも難しいことはなく…。ランニングの回収もややこしいことにはならず…。ビレイ点まで辿りつく。
そこから先はトラバース。自分が先行。最初のトラバースの部分はそれほど難しくない。落ち着いていけば問題なかった。ちょっとそこから登りかえすところ。いや、ここは難しくはない。もうちょっと周りを見れば楽なルートがあったにもかかわらず、視野が狭くなって真っ直ぐ登ろうとして苦労していた。なんであんな変なことになったのかという話である。
ま、おかしな登り方はしても確保できるとこまでこれたのでスリングを木に巻いてインクノットでセリフビレイを確保してチューバーをセット。ただ、最初のザイルの巻取もチューバーにセットしたままやったので面倒だった。ここは最初はも何もなしで巻取だけやって、テンションがかかったところでチューバーセットが正しい流れだった。隊長が来るところをザイルの巻取。最後で変なルートを取っていたので隊長はザイルを外して簡単なルートから登ってきた。
ところどころおかしなところはあったが概ね間違いはなかったと思われる。そのあとはザイルを整理して若干の藪漕ぎをして沢に戻る。そのままずっと登っていくと最終的に胡桃大滝まで到着。そこで沢歩き終了。
登山道が整備されていたので林道に復帰は楽。いや、急坂を登らされるのでそれなりに大変だということか…。そのあとは林道をだらだらと歩いて戻る。崩落したところから突然道が荒れているのがびっくり。入口は岩だらけでこういう道もどんどん崩れていくのだなあという感想。
今回は概ねおかしなことも置こさなず無難にこなせたかなという感じ。
ひとつ大変なことがあったといえば、クマ避けスプレーを持っていったのだが安全ストッパーが途中で行方不明になっていた。暴発事故がおきなくてよかったなーという話であった。