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日々のメモ書き

Debian Developerが綴るメモ

U-17 チュニジア戦

まだまだ成長には驚かされるな。基礎技術はあたりまえ,フリーなときのポジションの取り方,受けたときの最初のアクション,前の世代よりさらに向上している。ボールポゼッション70%とはなんぞやというところだ。守備も上手いな。対人であっさり奪うのも普通。日本のサッカーの将来はまだまだ楽しみです。

ホームカミングデー,特に物理学教室F研の見学

一応顔出すかと行ってみたら面白かった。東進ハイスクールの志田晶先生の講演を聞きにいった。先輩だったとは知らなかったよ。数学出身者あるあるは身につまされる話であった。適当に回っていると知り合いの職員が微妙な表情で迎えてくれるのがなんとも微妙。 さて,このあたりは前置き。

物理学科の研究室紹介を眺めていたところ霧箱が目についた。そこがF研の展示だった。学生が説明しようとしたところで霧箱ですねーとかいうことを言いだすところで妙な人だったな。霧箱の中で時々霧の筋が走るのが面白くて眺めていた。そのあとポスター展示の説明を聞いていると面白い話だった。OPERA実験というのがあってこれはタウニュートリノの振動を検出する実験だがそれを原子核乾板でやっているという。原子核乾板というのは大体写真のフィルムのようなものでその中を素粒子が通りぬけるとその部分が感光して軌跡として残る。その軌跡の顕微鏡で分析して何の素粒子反応がおこったのか調べるというものである。そのための検出装置がフィルムと鉛で積層したもので構成されている。一つの塊がブリックと呼ばれていて,大きさは片手で持てる大きさだが,持ってみると,というか持たされたのだが,ずしりと重い。そのブリックが何千何万個(適当)と並べてあって1000トンを越える重量になっているという。で肝心のタウニュートリノの振動の検出は3例あるという。反応パターンもいろいろあって最低でも6回は検出したいので頑張っているという。

そんなあたりでその展示を離れ他の研究室の発表も眺め,学内を他にも回ってから研究室見学もできるということを教えてもらっていたので研究室に押し掛けて先程説明してくれた女性の研究員を掴まえて話を聞く。これが聞けば聞くほど面白い話だった。原子核乾板という話はどこか遅れたような印象を持っていたがそんな考えを引っくり返すような研究をしていた。

OPERA実験で今使っている原子核乾板は一枚が葉書ぐらいの大きさのフィルムになっているのだがそれを人手で(何十・何百枚?)顕微鏡で読んでいたのでは話にならないので自動読取装置で分析しているという。それも研究室で自主開発をして,なんと部品から手作りのところもあると。顕微鏡と画像を解析するコンピュータとの組み合わせになっていて,フィルムをセットするだけでフィルムをスキャンして疑わしいイベントを自動的に検出してコンピュータに保存してくれるという。最初のころはフィルムのスキャンも1平方cm/時ぐらいだったのがだんだんと改良されて100平方cm/時ぐらいになって,今はその100倍高速な装置の開発を行なっているという。それだけ高速になるとフィルムの交換の頻度が上がって人手でやるのも大変なので自動フィルム送り装置も開発しているという。

他の研究も説明してもらったのだが,気球で原子核乾板を上げて調べるという。そのままだと検出した時間が不明になるのでわかるようにする工夫とか実験装置の向きを検出するためにスタートラッカーを積んでいるとか。ミューオトモグラフィーの話とかもあった。これはスキャンしたい構造物,古墳だとか火山の回りに原子核乾板を並べる。するとそのあたりを飛び回っている宇宙線が物体の内部を通ってそれを原子核乾板で検出する。そこから内部の状態を推測するというものであるという。古墳の研究をしたいからやっている人がいるんだと。またダークマターの検出もできるということで挑戦しているとか,軌跡のパターン,これが点線になっているだけだったりするのだが,から何の粒子が動いたがわかるとか,写真の感光剤も自分たちで開発しているという。この感光剤も一種類あればいいという話ではなくて実験の目的からいろいろな特性を持ったものの開発が必要だという。 部屋には実験で使ったフィルムが段ボールに詰め込まれた棚がずらりと並んでいてなかな整理が大変そうだった。またフィルムは環境に敏感だという理由で部屋は加湿器が(手作りっぽいのだが)入れられて空調で室温も一定に保っているという。

実際に自動読取装置が動いているところも見せてもらった。直径20cmぐらいの金属の筒が顕微鏡になっていて,その下にステージがあってそこにフィルムをセットする。自動的にステージが動いてフィルムの各所を顕微鏡で読み取る。顕微鏡のデータはPCに送りこまれてリアルタイムで解析が行われる。このスキャン結果も画像データでそのまま保存していてはデータが膨大になるのでリアルタイムで画像を解析して軌跡のデータのみを保存するようにしているとのこと。またステージをずらすと装置に振動が起こるのですばやく静止させるための工夫も説明してもらった。カウンターウェイトを取り付けてという,言われてみればああそうだねという話なんだが,面白い発想で作っているなあと思った。開発段階なのでまだ目標の100倍までは行かないということだったが実際にスキャンしているところを見せてもらう。まず手動で動かしてもらった。操作にゲーム機のコントローラーを使うというのがらしいというか。実際にフィルムの軌跡,何かが通りぬけた痕跡を見せてもらう。またステージを固定したときに焦点をずらすことでフィルムに斜めに入っている軌跡を確認できる。

次に本格的なスキャンのデモを見せてもらったが,PCに画面が出ているのだが,一つの視野が映ると奥行方向に一瞬で焦点をずらしてフィルムの各層の状態を調べて,ステージをずらしてまたスキャンするということを繰り返していた。ステージの移動は一度に数ミリぐらい動いているようだった。でこれがどれぐらい早いのかよくわからないけどすごい装置だった。データの保存用にタワーPCがずらずら並んでいるのは自作らしくて作った人の名前が貼ってあるという。

素粒子実験というとLHCやKEKのような粒子加速器で検出装置が何千億でという話ばかりだと思っていたが違う世界もあることを発見した。昔は原子核乾板でやっていたが人手の作業に耐えられず電気的に検出する方向にみんな行ってしまったという話だったが,フィルムを自動解析することで新しい世界を拓きつつあるということなのだろう。

最後に研究室公開のイベントとはいえ1時間以上付き合って説明をしてくれたF研の研究員・院生の皆様,ありがとうございました。自分がもうちょっとわかりやすい説明で伝えられるといいんだけどな。写真がないのも悪いんです。

空木岳・池山尾根

5:30 池山小屋 → 6:20 マセナギ → 7:30 迷い尾根 → 9:00 分岐 → 10:25 駒峰ヒュッテ → 11:05 下山開始 → 11:50 分岐 → 12:35 迷い尾根 → 13:30 マセナギ → 14:10 池山小屋 → 15:05 駐車場

一人で行くつもりだったがなぜか初心者引率登山になってしまった。車出してくれるのならラッキーみたいな話。

初日は池山尾根の林道に入ったのが14時を過ぎていた。奥の駐車場まで行くのは断念してその手前の登山道から登り始めた。スタートは15時を過ぎていたが池山小屋まで行けばいいやということで心配はしていなかった。林道終点までを登山道を登る。脇で猿がごそごそとやっていた。

林道終点から登山道へ。しかしトラップが…。25000の地図が古い!下のほうが道が整備されたとか古い避難小屋がなくなったとかあってどうも地図と合わないことに悩んだ。多分載ってない道があるんだろうなあとは思いつつも。池山への道は最近草刈したみたいで笹の葉が一面に敷き詰められていた。池山頂上の展望はいまいちだった。ま,さっさと降りて池山小屋に向かう。離れた水場が枯れていてちょっとびっくり。小屋の前の水場は普通に湧いていた。

小屋には泊まらず脇にテントを張る。冷える冷えると聞いていたがそれほど冷えずに朝を迎えた。5度ぐらいだろうか?

うすぐらいなか出発。遊歩道経由はやめて登山道経由で登る。ちょっと登ったなーと思ったらトラバース気味になって緩くなった。尾根に出るまでの登りはどうも不明瞭。樹はまばらでどうやっても登れるので心配はしないが。尾根に登ったところで日の出を迎える。

次の尾根は巻いていく道と直登があって,あちこちにテープがぶらさがっているというひどい道。どっから行ってもいいんだけどさ。

全体に緩い斜面が続きめんどくさいなあという気持で一杯です。大地獄・小地獄のあたりも無難にこなす。通過が面倒だねってぐらい。鎖がぶら下がっているのは北アルプスに比べると丁寧だねえと思った。ここを通過するとまただらとした道。というかだらだらとした道しかない。空木平との分岐では空木平に向かう。どうも微妙な紅葉のダケカンバなどを抜けると視界が広がり小屋が見える。稜線がちょっと上のほうに。150mぐらい上だっけ?空気が澄んでいるから騙されるんだよなあと。

小屋脇の沢は完全に枯れていた。涸れ沢にそって登っていく。ああ,空気が薄い。これはいつものことだ。ハイマツの中を抜けていくと見覚えのある小屋が段々と近付き小屋の前のところに到着。小屋に荷物を置いて3年振りの空木岳の頂上へ。名古屋方面は雲が出てよく見えない。全体にかすみがかかった感じで南アルプスも北アルプスもはっきりしないな。

小屋の中も見学。前回は土間しか入れなかっからな。それにしても人が多い。連休最終日で小屋も最終日だった。小屋閉めの準備をしているようだった。

30分ぐらい滞在のあとに下山。今度は駒石経由。登ろうとか余計なことはしないでただただ下山。ゆるい道でもだんだん足が痛くなってくる。もうめんどくさいだけなので省略。2000m付近で一時ガスが出てきて視界が悪くなったこともあった。池山小屋を越えて下山途中で古いほうの登山道を前の人が歩いていったのでついていった。最後の最後がきついぞー。枝を掴みながら下る。トイレの裏にあったのか。大部省略できたな。

もう一段下って無事下山。1500mの高低差だもんな。技術的には楽だけどただただ長さがつらい道だった。

ヘッドランプ修理

Panasonicのヘッドランプ BF-270 のスイッチのゴムが劣化してぼろぼろになってきた。感度が悪くなってきたし,防水も怪しそうだしでさすがにまずい。ということで修理しようとパナソニックの修理窓口に直接行ってきた。修理を依頼すると4000円ぐらいかかりますねえと言われたので部品だけ欲しいと伝えたらところ前面カバーの交換で630円と言われる。では取り寄せてもらおうとしたら在庫があるかどうかわからないと言われた。発注をかけて倉庫を見てみないと部品があるかどうかわからないと。この会社の部品管理はどうなっているんだと不安になった…。

そのあと在庫確認の連絡があって2営業日で部品到着。家で交換作業を行う。基盤のネジ止めを外して,新しいカバー側に基盤を取り付ける。ヒンジの部分はピンが挿入してあるだけだったので安全ピンを針先を押し込んで外して交換する。動作確認まで30分もかからず作業終了。

穂高縦走三日目

南稜テラス 5:30 → 6:30 最低コル → 7:30 涸沢岳 → 8:45 奥穂 → 10:30 紀美子平 → 11:15 前穂 → 14:00 岳沢小屋 → 16:00 河童橋

本日はいよいよ核心部。3時半に起きる。空気が非常に乾燥している。テントに結露が全くない。昨日びしょびしょに濡れたテントがすっかり乾いている。喉も乾く。朝飯をごそごそと作って…4時半ぐらいからパッキング開始。北穂の小屋にトイレに行って帰ってきたら30分。これだけなんとかして欲しい。朝からぜーはー息が切れるし。小屋では日の出を撮ろと大勢の人がカメラを構えていた。常念の方向の空が赤く変わりだして確かにきれいだが。あまりのんびりと眺めていられないのでそこそこに切り上げる。

いよいよ涸沢岳に向けて出発。北穂の南稜までは登ったことがある。なるほど。ここから降りて行くのかと。そこそこ慎重に,あまり焦らずにと。明瞭なペンキマークをたどって進んでいく。基本はコル目掛けて下る一方…。しかし,ガイドブックに奥壁バンドという難所があるぞとあったが…何の記憶も残らず通過してしまったようだ。このあたり,自分の技量が増したのか,それとも寝惚けていたのか。このあたりで奥穂の方面からすごい落石の音が聞こえておお怖いと周りの人と顔を見合わせる。

後ろを振り返ると滝谷側から登っているクライマーがいておっそろしいところから登ってくるなあと感心していた。そんなこんなで最低コル。最低コルでエスケープしようかと付近の人と冗談を交す。このあたりから奥穂側から来た人も増えてきてすれちがいを気にするようになる。というか目の前で落石起こすなー。亀岩の登りのところで渋滞待ち。しばらくして集団で登りニセ最低コルへ。ここから日本一長いクサリ場らしいが…。なんだか適当に登っているだけだった。落石を起こさないようにだけ気をつけていただけで。なんとなくここが最後の鉄杭のところだろうなというのが見当ついて,あっけなく涸沢岳に到着。拍子抜けだな。結構待機も多かったがコースタイムよりずっと早くに到着。これはちょっと驚く。

穂高岳小屋に降りていき,人込みのなかでしばし休憩。奥穂に向けて登る。最初にハシゴが続くだけであとはだらだら。ジャンダルムに人が大勢いるのが見える。奥穂頂上は人が多すぎた。祠まで行く気になれず。はやばやと去る。

奥穂から歩いてしばらくに雷鳥がいた。結構な人集りになってみんなで写真を撮っていた。冬毛に変わるのか少し白い羽が出ていた。人がわいわいやっているのに我関せずと岳沢のほうを見つめていた。

吊尾根は以外に面倒だな。ところどころの鎖の下りが出てくる。こっちのほうが気を使う。通過が面倒なところがあって,声かけあって,二人通します,しばらく待って下さい,などと交通整理が必要だった。やがて,ここが涸沢の見納めかなというところ。最後にテント村の写真を撮って岳沢側へ完全に入る。遠くから見ても紀美子平には人が大勢見えた。

紀美子平についてからは…特に面白いこともなく。前穂に登る。あまり人がいない北尾根の側に歩いたり,明神岳から来るクライマーが見えたり。ここから1500mの降下か…と決めて下り始める。デポしておいたザックを背負い出発。

重太郎新道はひどいな。いきなり鎖場の連続とはな。そのあとも急な下り。ずっとはるか下の小屋はいつまで経っても近付いてこない。まったくのところ楽しさはなく,ただただ下るのみ。残雪期に一気に谷を下ったほうが早いんじゃないかねとか思ったりはする。西穂の方面でヘリコピターがぐるぐる回っているのが見えて何かの救助だろうか。下るにしたがい繁みが増えだし,やがて樹林帯へ。テントが近くに見えてやっと小屋かよと。そこからもちょっとあるんだがな。

やっと岳沢小屋に到着。なんという人だらけ。ここで水を飲んで。実に脱水状態だ。下りっぱなしで足が痛む。あと一踏ん張りだとさらに下る。多少傾斜は緩やかだがやはり登山道か…。快適というわけではなく。ああ,歩くのが遅いなあと思いつつ。よく後ろから抜かれる。水音が聞こえてきて,話し声がいろいろ聞こえてきて,ああ,やっと戻ってきたか。登山口の看板を見て,ほっとする。しかし,遠いよバスステーション…。この下りはうんざりだ。しかも結構危ないし。涸沢岳登っていたときのほうがよっぽど楽だった。

あとはバスに乗り松本へ…。北穂南稜の登りあたりから結構一緒に歩いていた人が偶然にも同じバスに乗り合わせてそのまま松本までの2時間ぐらい登山談義をしながら帰る。名前も聞かず,どこかの山で会いましょうと言って別れたが,会うことはあるんだろうか。

にしても,考えるよりあっけなくあっさりと終わってしまった。次は西穂〜奥穂なのか?

穂高縦走二日目

5:30 徳沢 → 8:30 屏風のコル → 8:55 屏風の耳 → 10:30 涸沢 → 14:00 南稜テラス

3時半ぐらいに起きて…お湯を沸かして昨日作っておいた御飯にふりかけをかけてお茶漬けにする。あと残ったパンを食べて朝食終了。この時間にトレイルランで走っていく音が聞こえて何やってんだろうねえ。真っ暗ですよ。

5時半に全て撤収して出発。少しずつ明るくなっていく。新村橋を渡って対岸に。以外にぐらぐら揺れる橋だな。そこから登山道に。それほど傾斜はきつくはない。まあ,のんびりと登っていくかと。人いないけどな。一人追い抜かされた人がいて…奥又の分岐のとこまで誰とも会わない。それを越えてしばらくしたところで涸沢から来た人と会う。

天気は素晴らしく良い。少しずつ茂みが薄くなっていくなと思いつつ。そこそこ適当に歩いていくと屏風のコルに到着。ザックが一つだけデポしてあった。同じくザックをデポして屏風の耳へ向かう。賽の河原は行かずに屏風の耳に直行。さすがに素晴らしい眺望であった。さすがだ。

北穂の小屋が小さく見えるが…あんなところに小屋をよく建てたものだ。なお屏風の頭は危ないと聞いていたので行かない。というかどっから行くのこれ?

戻っていきコルでザックを背負い進む。涸沢側に回るところで前穂北尾根の踏み跡があったがなんでこんなにくっきりとついているんだろうねえというぐらいくっきりとついていた。こっからどうやって登るんだろう?まあそんなことは置いといて涸沢に向かう。こちら側の道は先程よりはちょっと難易度の上がるトラバース路。所々ザイルや鎖が張ってあるが…。それほどややこしいものではない。涸沢に近付くと空荷でうろうろしている人がいて気配を感じる。遠くに小屋とテントが見えて…。やがて到着。この分岐は2年前に見たか。

しばし涸沢ヒュッテで休憩。周りの風景…前穂から吊尾根に…奥穂と北穂はこんなに近かったのか。何も見えた記憶はない。それにしても人が多いなあ…。

休憩の後,水を3.5リットル汲んで出発。しばらくは石畳。そして登りへ。見上げると北穂が見えるが…。地道に登り続けるしかなくて。すれ違った人に小学2年生を連れた親子が居て,涸沢岳を越えてきたという話に驚く。おいおい。小学生によくやらせるなあ。

南稜取り付きから若干鎖が出てきてちょっと慎重に。やがて涸沢岳との稜線が見えてきて,遠くに人が歩いているのみ見える。ただただ空気が薄くなってきて息が上がりやすいなあと思いつつ登っていき,ふと数字が書かれた岩に気付く。ああ。テン場に到着したのかと。南稜テラスはこんなところだったのか。北穂の小屋は遠いよと。

あとはザックを置いて北穂の小屋に。小屋では…槍ヶ岳の方向を見ていた。キレットとはどんなところだったか。それを見返すために。そのあたりでやはり槍ヶ岳をながめていた女性が一人いて,少し話をした。その女性は今朝涸沢から奥穂に上がって,涸沢岳を越えてきたと。みんなすごいもんだと。ときどき雲が飛騨側から流れてきて稜線を覆い隠したりしてきた。動かなくなると寒さを感じるようになってくる。16時ぐらいに南稜テラスに戻ってテントを設営。

今日は明るいうちから晩御飯を作り始める。明日が核心部かと思いつつ18時半には寝る。寒いといけないのでフリースパンツに薄手にダウンまで着込んで寝る。

穂高縦走一日目

上高地15:30→徳沢17:00

いつかはやらねばとずっと引っかかっていた…北穂奥穂ルート。2年前の北アルプスの山行では当初予定では槍から奥穂まで通す予定だった。しかし,悪天候と技量不足のため時間がかかりすぎ…北穂で断念し下山した。いつまでも放置はできないので今回その心残りを片付けることにした。ヤマケイのガイドブックではキレット越えより高い技術度評価になっているのが怖いところではある。

あまりさっさと行っても面白くはないので横尾経由ではなくパノラマ新道を通り,岳沢経由で戻ることにした。三泊か二泊か…どっちだろうなという感じだ。

名古屋から朝出発して…バスなど乗り継ぎ結局6時間かかる。松本電鉄の萌えラッピング電車の実物を見てよくこんなもの走らせてるよなと。上高地は少し空気が冷えているなと。河童橋の付近では奥穂の姿がくっきりと見える。前回は雨雲で何も見えなかったが…こういう姿が見えるわけか。特にこのあたりは感慨もないのでさっさと徳沢に向かう。

徳沢には結構な数のテントが設営されていた。やたらと外国人が多いのだが…。受付を済ませてさっさとテントの設営。雨は全然振る気配はないが前回は水没させたので場所を気をつける。

幼稚園ぐらいの女の子が大声ではしゃいで走り回っていたが元気だねえと。こっちはさっさと帰りたいよと弱気な感じでテントの中で晩飯を作る。最近は晴れていようがテントの外で調理する気が全くないようだ。作り始めが遅かったぶん,18時ぐらいか,薄暗くなってきたせいもあるが。

今回の御飯はチキンラーメンとアルファ米だけ。足りない分は大量の補給食として持ってきたシリアル。色気がまったくない御飯が続く。今日だけはスーパーで買ったパンがあるのでちょっとだけ彩があるか。御飯も済んだらやることないのでさっさと寝る。19時半ぐらい。3時半起床で5時半出発ぐらいを目安に。

デジカメついに世代交代

パナのDMC-LZ2を随分と使っていたが2年前の北アルプス山行のときに水濡れさせて以来調子がいまいちだった。それを除いてもちょっと大きめのサイズで山での使い勝手はいまいちなのは感じていて…また北アルプスに行くから良い機会だと思い買い替えることにした。そんなに高くなくて防水で軽いものを探してまたパナのDMC-FT25になった。リチウム電池なのがいまいちなんだが今時しょうがないかと。必要なら怪しい互換バッテリーを買えばいいかと。ということで…山行前日に到着。

御在所引率登山

ロープウェー駐車場 7:40 →中道 8:15 → 三角点 10:15 →裏道下山口 11:45 → 藤内小屋 13:20 → 駐車場 14:00

久しぶりに入門者を連れて登ってきた。もっとも連れていったことで面倒なことは起きなかったので勝手に登っているだけだった。コースは中道で登って裏道で下るという標準的なコース。しかし,この道順で歩いたのは初めだったな。

今回は余計な荷物と水を合わせて18kg担いでいく。駐車場から舗装道路を歩いていく。ぐるーと回っているところが面倒だったので土手を直登。ここが一番面倒なとこだったかもしれない。橋の下を潜って階段登って中道に出る。

最初は体調が上がらなくて大丈夫かと思った。足を止めると動悸が気になる状態でこりゃひどいわーと思って登る。稜線に出たあたりから大部調子は良くなってきたが。最初はこんなので登れるのか体力的な不安を感じつつ。

しかし視界は段々と悪くなる。ガスがだんだん出てきた。おばれ岩とか地蔵岩とかはさっさと通る。キレットは単独の女性が飛ぶように降りていってあれはすごいなーと思った。

キレット越えたぐらいでちょっと雨がぱらつく。すぐに止んだがガスはひどくなるばかり。ちょっとばかしの鎖場を越えてちょっとごちゃごちゃやったら無事到着。真っ白で何も見えない山上公園。舗装路で道に迷うんじゃないかというぐらいの視界の悪さだった。三角点と頂上を案内して,食堂の前で昼御飯を食べる。

1時間ぐらい休憩ののちに裏道で下る。そういえば雪のないときに裏道を下ったのは始めてだということに思い至る。降りてみて気付いたのは道が一度崩れてからややこしいよということ。道が別れていて古そうな道を歩くと途中でおかしなことになっていることが数度。めんどくさいなあと思いがなら降りることも。とは言えなんども通ってはいるのでそれほどのものでもない。あのデカい堰堤にこれまたデカい鉄格子が付けられていた。完成するとこうなるのか…。

あとわずかな道を下っていって無事駐車場に帰還。今回は引率のいい練習になったというところか。同行の人が体力があったのでほぼコースタイム通りで登れた。重いのによくやった。次の遠征に向けての肩慣らし。

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