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Colonial Diplomacy 感想

新春早々Colonial Diplomacyをやった。担当はトルコ。その結果…。

結論から言うとこれは製品として出してはいけなかった。同人の適当に作ったヴァリアントの域を出てない。テストプレイをやったのかも疑わしい。これはちょっとやそっとの調整で改善できるものではない。

トルコをくじ引きで担当した。事前の調査通りトルコには全く発展性も外交オプションもなかった。ロシアとイギリスが手を組まないことを祈れという感じの放りだしたアドバイスだったが実際そうであった。一応国境線を決めてみたりしたもののはっきり言ってロシア・イギリスにとって守らないことへのデメリットがない。他の国との外交でなんとかする要素もなく。ロシア・イギリス共にあっさり約束を無視して侵攻を開始され戦術を駆使しして防御を続けるもののターンが過ぎるごとに増産される相手のユニットの数の暴力の前には耐えられず。8ターンで滅亡。

 短時間で滅亡すること自体は問題ではない。オリジナルでオーストリアを担当して周辺国に殴られて6ターンで滅亡したことがあるがゲームに対する不満はなかった。外交を必死にやったけど残念だったという反省は残る。しかし、Colonialはひどい。トルコに外交というものが存在しない。ロシア・イギリス以外と話をしてもどうしようもなくそして両国はトルコの話を相手にする必要がない。そして淡々と削られていく領土。Diplomacyをしている気にはなれない。

またマップの広さが問題なのか東側で起きていることと西側で起きていることがほとんど影響しない。オリジナルではイギリス海軍の動きがトルコに与える影響も無視できるものではない。東南アジアでごちゃごちゃやっていることが中東地域の確保に影響を与えることもなく逆にトルコの滅亡ですら東側の地域にとっては無関心でいられる。何か別のゲームを同時にやっているかの状況であった。そしてマップの広さから当然補給地も多くそのことで大味になっている。何も考えなくても序盤で10以上のユニットにすぐなる国が多数。条約破りの奇襲攻撃一発で潰れる緊張感を常に感じながらユニットを運用というわけでもない。

とにかくトルコをやる人は泣くしかないというひどいマップであるが調整も難しい。トルコを無政府にするとマップの西半分が不要になりかねない。トルコの初期値を増やしてもどこでバランスが取れるか不明であるしマップのから起こる外交の断絶は解消されそうもない。

以上のような感想と考察である。トルコ以外も意味不明な話はあるが深く理解してないので省く。はっきり言ってプレイは薦められない。一度やってみたいのならどうぞであるがトルコ担当には事前によく説明しておく必要があるだろう。個人としてはこのような雑なゲームを二度やる意義は感じない。