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アメリカ戦

フィジカル頼みの糞サッカーに負けなかった。ここで女子サッカーの流れを変わるか?

アメリカは最初からプレスで潰しにきて前半勝負と来たところでポストやらにも助けられて無失点で折り返すのはプラン通りだったか。

澤のチェックは良かったが次のパスがダメでここで苦しくなっていた。サイドからの崩しにサイドバックが、特に鮫島が、軽く抜かれることが多かった。

日本もスウェーデン戦のようなパス回しはできなかったが、それでも縦に苦しまぎれに出すのではなく、まずはどれだけプレスをかけられても自分たちでパスを回すという姿勢が徹底されていた。前線でボールを収めることができないのでそこから先がつらく、隙を見てのスルーパスかカウンターという感じで崩しという形にはできなかった。

一点目の失点シーンはああいうボールを出させないように中盤をコントロールしていたのにそれを外してしまった。しかしDFの対処もなんとなく納得ができない感じもするが相手も上手かったか。二点目はあれだけ熊谷がマークしていたのに一瞬外した隙に決めたワンバックは只者じゃないというところか。

宮間の同点ゴールはあそこでアウトで蹴った技術の高さか。もう一歩待って右足で蹴ろうとしたら間に合わなかっただろうな。それ以外にも正確なロングパスには驚かされた。延長に2点目を取られたときは見てるこちらが折れそうになっていたのに、さすがに澤はすごい。

PKになったときには勝てそうな気がしていた。アメリカのほうが選手が精神的にダメだったようだ。落ち着いていたのはワンバックぐらいか。あとは駄目だったな。熊谷が蹴る前に余計なことをしていたソロは駄目だ。

決勝戦に相応しい試合で勝つべきチームが勝ったという試合だったのもよい。

これからずっと胸に星を付けられるんだよ。