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北アルプス縦走2日目

徳沢 5:00 蝶ヶ岳 10:00 常念岳 15:00 常念小屋 16:20

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  • 登山

今日の天気は風雨とも強し。徳沢を出発し常念小屋まで行く予定。

夜中にトイレに起きたときに気付く、テントが水没しかかっていた。雨が強くなっていたのには気付いていたが…。林道も冠水するぐらいでちょっとの雨だったら大丈夫だったのだろうが、ちょっとどころではない雨が降った結果、あまりテントを張ったところがよくなかったようで。銀マットの下が水に濡れていたがまあどうにもならない。

3時に起きて食事。五目御飯にふりかけとお湯をかけてお茶漬け気味にして朝食終了。荷物を準備しはじめる。水は常念小屋で汲む予定でそれほど持たないことにする。沢用の防水袋に荷物を詰め込む。最後にテントを収納。すっかり水びたし。小屋のほうまで行ってストックを伸ばすなど最後の準備。小屋の中では朝食のようだ。楽でいいな。雨の中、最初から折れそうな気分で登山口に入る。

まずは2000mの平を目指して登り始める。ここは普通の登山道。樹々の間をくねくねと抜けていく道で、石が積んであったり、階段が整備してあったり…。樹々の間に見える空が少し明るくなった気はしても天気は良くはならない。登山道の沿って水が流れる…。だんだんと激しくなってきて今日は沢登りに来たんじゃないんだけどな、という気分にさせられる。沢の中をジャブジャブ登っていくにあたって足が結構濡れなくて、さすがゴアだぜと思ったが数時間後には水浸しになる。当然そのまま下山するまで水浸し。どうにもならない。

1時間半ぐらいで2000mの平。朝一番ということを考えるとまあまあのペースで来ている。少し休憩の後に登り再開。また頑張って登っていくとやがて長塀山に到着。このあたりまで何もなく普通に登る。そして蝶ヶ岳に向けて。登ったり下ったり。下ったところで大きな水溜りができていたりする。あきらめて。

妖精ノ池も通過してどうやら最後らへんだなという風景に出る。しかしガスがひどくよくわからない。地図を見ると蝶ヶ岳の頂上を通過しない道がついている。コンパスで確認してもいまいちわからない。目の前の山に登るのかどうかはっきりしないが…。三股に下りる道じゃないだろうな…。このあたりでうろうろしていたら時間を浪費してしまう。正解は黙って登る。蝶ヶ岳をあっさりと通りすぎ稜線に出ると風が強くなる。これはひどい。

蝶ヶ岳ヒュッテが突然見える。ガスのせいでいつもなにかが現れるのは突然。小屋に逃げこむように入る。小屋の中でフリースを出す。気温は10度ぐらい。小屋の客の老夫婦と話していたが昨日上高地から登ったが、天気が悪いのでずっと待機していると。自分も待機したいよと心が折れそうになる。テレビの天気予報は曇りになるように見えるが…。どうも違う気がする。

しばしの休憩の後に出発。風が強い…。登山道を歩いていくと鳥が歩いている。雷鳥…か?人間に大して警戒心がないようでカメラを持って追いかけても気にしていない。あんまり追い掛けている余裕もないので先を急ぐ。蝶槍を過ぎたあたりから下がりだす。森林限界を割り込みまた樹々の中へ…。上がったり下がったりをして常念岳への登りとなる。

岩がゴロゴロと積み上がった斜面を登っていく。どういう加減でこんな山ができあがるのかね?横向きの雨は止むことはなく、小屋まで辿りつかなかったら死ぬんじゃないかと思える。ガスのせいで先はさっぱりわからず。近くにあるマーカーを 探しながら登っていく。ここのマーカーはなぜかハートとか傘とか変な形が多い。どこの山岳会だろう。

岩の上を歩いてく感じで落ちて死ぬようなことはないのは楽。視界はないので高度計の数値だけを頼りにえんえんと300m以上の登りをこなすと突然頂上が見える。登らなくてもいいかと思ったが一応登る。祠と道標。さっさと下りようとする。しかしそのまま素直に行くと稜線ではなく谷に下りていく感じ。頂上から道標の示す方向には下りれない。ぐるっと回って…下り口かなというところを発見。三股への降り口と間違えるとねと思う。

さて、あとは下りるだけって、全然楽じゃない。ガレ場を左右にくねくねと下りていく。素直に下りれないのは大変だ。フッと一瞬ガスが抜けたときに小屋が見えて、なんだ、あんな近くだったのかと思う。だけど近くに見えても全然近付いてこない。さっさと小屋にたどりつきたいのだがそうも行かず。やっとのことで小屋にたどりつく。およそ6時間で到着。ガイド本では5時間半なのでまずまず。

小屋でテントの受付をしてテン場に向かう。先客は一組だけ。風が強くてテントが飛ばされそう。最初にアンカーを取って、ザックを重石にして…(略)…と苦労してテントを立てる。テントの中に逃げこむとほっとする。

そのあと晩御飯に。この日はバリソバ。風でテントがガタガタ揺らされる中寝る。NHK長野放送局の天気予報は山の天気もやるんだね。槍ヶ岳は曇り?