アケ河内 一日目
8:00戸中川林道ゲート→9:30矢筈西尾根取り付き→13:00矢筈山→15:10矢筈の頭→16:00六呂場峠→17:00広河原(幕営地)
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- 登山
南アルプス深南部と呼ばれるアケ河内に行ってきた。メンバーは3人。
前日の夜に集合。U-23のメキシコ戦を見ていた。ひどい試合だ勝っただけじゃんと思いながら出発。コンビニで買い物をして水窪へ向かう。去年崩壊していた林道はちゃんと修復されていた。林道のゲートのところに駐車して若干酒を飲んで寝る。というか4時でも明るくなってきてるんですけど。
7時起床。天気が悪い。小雨が当たるような感じの天気。テントの中で蚊に大部やられて幸先の悪い出だしだ。荷物の準備をして8時に出発する。しばらくは林道歩きが続く。1時間強歩くと矢筈山の西尾根の取り付きに到着。休憩がてらヒルはいるのかいなと探しているとやっぱりうろうろしている。虫除けスプレーが効果的というので実験してみたが確かにすぐに丸まって縮んでしまう。強力だな。
矢筈西尾根を登る。しばらくは人の手が入っている気配のする山だった。クマ罠もあった。ヒルはちょっと登っただけでいなくなっていった。
森の気配は段々と変わっていった。傾斜はきつく、下りはきついだろうなあという急勾配。小雨と霧のせいもあったが若干幻想的な雰囲気を感じる。時々地図を確認しながら現在地を確認。わかりやすい崩壊地があったせいで場所の確認は容易だった。迷うような尾根ではなかったが結構赤テープがあり、なんとなく踏み跡がわかる。広い尾根で気楽に登る。
3時間余り登り、上を見上げて、やっと樹々の切れ目の雰囲気が変わって尾根が見えてきたことがわかる。尾根の合流点からの道はしばらく平坦な道が続く。だだっぴろいためどこを歩いているのかわからなくなりそうだった。帰り道がわからなくなりそうなので赤テープをつるしておく。三角点まで行ってみたり。
また尾根を歩きだす。苔むした倒木が散らばり、宮崎アニメに出てきそうな森の姿になった。倒木を乗り越えるのは面倒ではあったが、傾斜も先程よりは緩やかで、しばらくの登りで尾根の合流点に到着。ここで登りは終了。誰だかしらんがペットボトルを目印代わりに使っていた。
六呂場峠に向かって下る…はずが地図にはないピークがあった。おいおい騙されたよという感じだ。この尾根は狭く歩きにくい。なんとなく踏み跡はるのだが何本もあり、どれが歩きやすいのかよくわからない。とにかく足をすべらしたら死にはしないがややこしいことは間違いなしの尾根が続く。緊張をしながら歩いていくと1時間余りで峠に到着。なぜかここにはテントが捨ててあった。何があったのやら…。
峠からアケ河内に向かって下降。踏み跡らしきものはあるのだがあまり関係なく歩いていく。ガレ場を足を滑らしながら下りていく。足元は大変滑りやすい。沢の音はずっとしていたが30分ぐらい下りていくと源頭に到着。さらに沢伝いに下りていく。ついになだらかなところに到着。アケ河内に到着。
早速テントなどの設営に入る。雨は相変わらずだったが、タープを張ってしまえば楽になる。
'今回は焚き火係だったが着火に大変苦労した。薪は完全に濡れていてさっぱり火がつかない。1時間以上格闘したあげくやっとのことで着火。
などということをしながら晩飯と宴会を続け、23時ごろに寝る。