沢靴のソールの張り替え
沢靴のフェルトソールを貼り替えてみた。
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初めて買ったキャラバンの沢靴(飯豊)のフェルトソールが薄くなってきた。メーカーに出すと8000円ぐらいするとかよくわからん話を聞いたので自分で貼り替えてみることにした。手順は次の通り。
材料を買う。馴染の登山道具屋で頼んだはずなんだが忘れさられていたようなので渓流釣りのお店に行った。張り替え用のフェルトと接着剤。トルエンもシンナーも入った強力なもの。ちなみに100cc入りを買ったらちょっと最後分量を気にしながらぬることとなった。結構大胆に使う。
まず古いソールをはがす。適当にひっぱってもはがれない。温めなければ難しいということで、アイロンを使用した。温めてはペンチで端のほうからすこしずつはがしていく。ソールを剥がしたあとにやすりがけ。荒い紙やすりを用意してがりがりみがく。完全に接着剤を削るとこまでは頑張ってない。
フェルトを用意して足型にラインを書く。おおざっぱに足型に合わせて切り取る。
接着剤をぬる。靴本体は一回だけでいい。フェルトは塗っても吸ってしまうので、まず薄く塗る。完全に乾燥するまで15分程度待つ。指でさわってもべたつかないという状態になる。乾燥してから二度目はちょっと厚めに濡る。靴とソールの両側乾燥するまで待つ。
接着。靴には貼り付ける前に新聞紙などを詰めこんでおくこと。乾燥させたところで慎重に位置を合わせて貼り付け。
床に押し付けるなどして圧着したあとにプラスチックハンマーでガンガン叩く。そのあとは紐でぐるぐるまきに縛る。ここで事前に新聞紙をつめておいたのが役に立つ。
このまま数日待てば完成。本番で試したら最初はフェルトの表面と油とケバ立ちでつるつるだったので事前に安全なところを歩き回って表面を荒らしておいたほうがいいかもね。